Final Phase

個数:1
紙書籍版価格
¥748
  • 電子書籍
  • Reader

Final Phase

  • 著者名:朱戸アオ
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2012/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569801384
  • NDC分類:726.1

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

起こりうるウイルス感染の恐怖!!都心の湾岸地区で風邪の症状だったはずの患者たちが、突如「溺れる…」の言葉を遺し死んでいった。なんらかの感染症を疑った潮浦総合病院の医師・鈴鳴涼子(すずなり りょうこ)は、検体を国立疫病研究所に送る。通称・疫研から来たのは、若いが実力のある疫学者・羽貫琉伊(はぬき るい)であった……次々と感染者が増える中、ついにヒト-ヒト感染が確認され警戒レベルはフェーズ4に!!  感染源は一体なんなのか。見えない恐怖が襲い来る。湾岸地区という閉鎖区域で発生したウイルスの猛威に人類は一体どう対処していくのか…!? 世界との距離が近くなった現代の日本に、警鐘を鳴らす本格ディザスターコミック!! 死は…ウイルスは誰かを理由があって選ぶわけじゃない。人間VSウイルスの壮絶な闘いに要注目!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

25
絶対この作家さんくると思うww負けないぞ~笑2016/08/28

6
パンデミックものの傑作。登場人物が、脇役にいたるまでその人の人生を感じさせるようにできていて、しかも容赦なく、もぎ取るように病気に命を奪われていく。その悲観的でもなく、楽観的でもなく、冷徹な容赦なさ。主人公は病気、ウィルスそのものと言えるだろう。病気は、善悪とは違う地平で戦わねばならない、そんな当たり前のことが重く仮借なく心にのしかかってくる。2019/04/14

nas

4
「リウーを待ちながら」のプロトタイプと言っていいのかな、まさにそんな感じの作品ではあるんだけどリウーがリバイバルって言った方が正しいのか。面白いんだけど、ちょっと媒体が特殊みたいでbookliveで買ったら画質が残念な感じだった。オリジナルの配布サイトで買ったらまた違うのかもしれないけど多分電子系の奴は全部このタイプな気がするなぁ2020/12/14

ゆうひ

4
医療ミステリーの秀作。本屋にもネットにもなくてやむなく中古で。漫画はとても良いのもすぐ絶版になってしまう。ちゃんと新刊で買って売り上げに貢献したいのに…ごめんなさい…でもやっぱり紙で持ってたい。この作者さん、追いかけよ。2018/10/10

HK

4
大傑作。感染症流行の恐ろしさを十全に描きながらも、パニックムービー的な展開にはならず、コントロールできない感染症に「ベストを尽くす」医療者の姿を誠実に描く。ご都合主義的な筋立てにはならず、助けられない人間は助けられないという悲壮な物語だが、同時にそれに立ち向かう人の意志と静かな希望も示される。パンデミックをテーマにしたマンガとしてはいまのところ生涯ベスト。2014/03/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4535637
  • ご注意事項