内容説明
よい子と元よい子のための妖怪カタログ決定版!
イワナ坊主、鬼、がんばり入道、こんにゃくお化け、しゃべり石、タンタコロリン、山姫、
笑い男――。実はあなたの周りには、ちょっと怖くて、ちょっと可笑しい妖怪が溢れている。
おさえておきたい古今東西の妖怪100種が大集合!!
迫真のイラストともに、その生態、癖、好物など特徴を網羅。
妖怪のことがよく分かる特別書き下ろしコラム「妖怪のひみつ」に加えて、「どこに行けば
妖怪に会えるの?」、「妖怪の好きな食べ物を教えてください」などのみんなが知りたかった
疑問に答える「妖怪なんでも質問箱」も併せて収録。
この一冊を読めば、怪しく楽しい妖怪穴に引き込まれること間違いなしです。
目次
妖の巻
怪の巻
穴の巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ましろ
18
毎日小学生新聞に連載されていたものから100体ピックアップされて本になったらしい。水木しげるとはまた違ったイラストで、宇田川新聞さんの木版画がまた味のある絵で面白くなかなか良かった。紹介している妖怪の下に《妖怪アナ情報》としてその土地のお祭りや他にもこんな妖怪がとか豆知識が載っていてとても丁寧な本。読んでいて楽しかった♪2016/01/16
さといも
17
7歳子に読み聞かせ。色んな妖怪がいて子がとても喜んだ。私も知らない妖怪がいて私も楽しみました。2019/04/28
くるぶしふくらはぎ
15
わが町の図書館の「涼しくなる本」コーナーからチョイス。いいセンスでしょW。日本人なら家に置いておきたい1冊です。妖怪と一緒に暮らす感覚が大好きです。ものに魂が宿るアニミズム、妖怪って、ここから生まれてますよね。だから、物を大切にしないと妖怪が出てきて悪さをするとか、自然を破壊すると祟られるとか、妖怪がいるからこそ育まれる礼儀や節度を、もっと大切にしていきたいな。2016/08/06
八百
14
読友(…と勝手に思ってるw)はこちゃんさんから以前にオススメされた本を図書館で見つけて読んでみた。毎日小学生新聞の連載と言うことでまぁ子供騙しくらいにしか思ってなかったのだが「これはこれは!!」と唸るほどのレベルの高さ。妖怪のプロフィールは子供向けで平易な文なれど内容は本格的、巻間の解説も史実から文献まで大人のファンも楽しめる充実の仕上がり。それもそのはず著者の村上健司さんは沼上蓮次として京極小説にも登場するくらいその筋では有名な人なのでありました。勿論ググったのですが(^-^;2013/05/23
ブックマスター
6
妖怪が好きな私にとっては、とても為になったし楽しめました。夜眠る前に読んだので、ちょっと怖いイラスト(歯黒べったり、ヒダル神は怖かった… 震)の時は夢の中に出てこないか心配でした(笑)図書館で借りたものなので、返さなくてはいけないのが名残惜しい…。気になる妖怪は、今急いでノートにまとめ中です!具体的に、日本のどこにいる妖怪なのかということが書かれていて、へぇ~と感心しました。好きな妖怪がいる地に行ってみたくなりました♪妖怪で町おこしをしているところもあるんですねぇ。2012/06/18