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内容説明
日本図書館協会選定図書に選定! 本書はアダム・スミスの経済学・道徳哲学を解説した本です。ですが、いわゆる「経済学書」ではありません。「仕事観」「人生観」「目指すべき生き方の哲学」が詰まった一流への指南書です。「ぼくが一番驚いたのは、250年前にアダム・スミスが目指した「あるべき人間像」と、イチロー選手や羽生名人が持っている「プロフェッショナル観」がまったく同じだということです。」(著者 木暮太一)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
20
スミスは、ピン工場の例を持ちだして、分業に徹することで、ピンの大量生産される様子を国富論で説いています。その一方で、「分業の弊害」も説いています。人間は、毎日決まった単純作業しかやらなくようになり、自ら考えて行動することがなくなります。本書は、堂目卓夫さんの「アダム・スミス」とよく似ていますが、 要所要所に著者の考えが散りばめられています。国防・司法・治安以外にも、銀行の規制、義務教育の充実についても、スミスが説いていたとおっしゃってます。2012/10/01
黒頭巾ちゃん
13
▼「同感(賛同)」が前提。人は周りから同感されたく行動する▼周りの同感される基準が「義務の感覚」。自分の判断基準であり⊇周りの基準▼行動することで安定することは「心の安静」で宗教であることが多い▼「賢人」は 一定以上のとみがあれば十分それ以上幸せにはなれないと感じるから経済発展には不向き。「軽薄な人」は お金があればあるほど幸せだと思うので経済発展に向いている▼ 人間の幸福とは健康で負債がなく、良心にところがないこと▼生活必需品が不足していたから、第一次産業を擁護。公務員は生産しないから小さい政府を標榜2017/07/24
Koichiro Minematsu
12
国富論を良く理解していなかった。源泉にあるのは、貧困救済であり、だからこそ人の道徳感情の前提が重要だと。それは、賢人であること。また、経済の発展には分業で仕事の選択ができること。人は異質だからこそ意味があると。2017/05/07
Akitoshi Maekawa
3
「神の見えざる手」という表現は著書の中で一度だけ、しかも「神の」という記載無しにかかれている。フレーズが一人歩きしているアダムスミスの経済理念を、『国富論』『道徳感情論』をもとに明らかにしている。経済書と言うよりも、自己啓発書のような印象を受けた。アダム・スミスが経済発展を良いものとしたのは、10%以上の国民がまともな生活を出来なった実情をベースにしている、と知ると、資本主義の権化といった印象はなくなるはず。「人は社会で一般的な善悪の基準を元に、自分の中に裁判官をつくる」は自己理解においても重要な概念。2014/03/09
朧月
3
分かりやすい説明でアダム・スミスの考え、哲学を解説する本。 経済学の要素はあまりありません。 実際のスミスの著書2冊をベースにして、彼の道徳観、哲学を展開します。 その過程で、必要な社会への提案、批判を経済学という形で展開している様子がよく分かります。2013/11/27
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