幻冬舎アウトロー文庫<br> 職務質問 新宿歌舞伎町に蠢く人々

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幻冬舎アウトロー文庫
職務質問 新宿歌舞伎町に蠢く人々

  • 著者名:高橋和義【著】
  • 価格 ¥677(本体¥616)
  • 幻冬舎(2015/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344417908

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内容説明

飲食店、映画館、遊戯施設、風俗店がひしめき合う新宿歌舞伎町。この街の中心にある交番にはかつて「職務質問のプロ」と呼ばれる地域警察官がいた。全裸で逃げるシャブ中ヤクザ、ホストの喰い物にされる女子高生、中国マフィアを狙うヒットマン、八十代の売春婦……。魑魅魍魎が集う巨大歓楽街で体験した事件を元警官がつづるノンフィクション。

目次

歌舞伎町軍団の誕生
夜の女たち
女子高生の生態
クラブ、風俗店、ホテル
覚醒剤に酔う人々
覚醒剤を生業にする人たち
シャブに溺れた親分たち
ヤクザ社会
進出する山口組と中国マフィア
歌舞伎町の租界
犯罪者天国
本署と交番
職務質問の極意

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

このん

22
(2017年1月20日4510)小説かと思っていたけれど著者の経験を書いた本だった。新宿歌舞伎町に勤務する警察官の著者。主に売春や覚醒剤を取り締まった事が多い。東大、慶大などの優秀な大学生が今よりも多くの贅沢を望み売春婦をしていたり、中国や韓国の売春婦が多く、なかでも、韓国の売春婦はオカマが多いなど、へぇ〜って思う事もあった。暴力団では関西から進出して来た山口組が誇り高いと感じたなど、面白かった。刑事と警察官の違いもうっすらと分かり、小説家ではないから稚拙な文章もあったかも知れないけど興味深く読んだ。2017/01/20

ユズル

20
面白かったし、世間が知れて良かったですが、いかんせん男目線で書かれてるから好みの文体ではなかった。自慢も軽く入りつつ。きっと、今の時代だとまた違った目線で書かれるのでしょうね。2017/02/14

to boy

20
歌舞伎町の交番に勤務していた元警察官が語る体験をもとにしたエピソード集。体験なので具体的で面白いはなしが詰まっています。おまわりさんって自分が捕まえた犯人を刑事に引き渡して終わりなんですね。裁判でどういう判決が出たのかも知らないってところが驚きました。ゴミが散らからないようにしたり使命感に燃えたこんなおまわりさんが地域を守っていてくれるから安心できるんですね。2016/12/19

わたなべ

19
著者が出ているYouTubeを見て、この人面白そうだな、と思い読みました。今でこそ時代は違うのでしょうが昔の話はやはり刺激が強くて面白かったです。 余談ですが、自分の将来の夢は警察官です。友人が大学を中退して警察になった際、職業としての警察官を意識し始めました。なかなか厳しい道かもしれませんが、挑戦できるならしたいものです。2021/04/12

tow

13
ノンフィクションだし、警察24時の人たちだし、淡々と書かれているが、かなり、面白かった。誰か、小説にして(笑)2018/06/12

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