僕の小規模な生活（５）

著者名：福満しげゆき【著】

講談社（2012/03発売）

• ISBN：9784063761498

内容説明

それは約20年前のこと。どこにでもいるサエない中学生の“僕”に、積極的に話しかけてくる同級生の女の子がいた。めんどうくさいやつ。やがて二人は別々の高校に進み、“僕”の人生は転落を始める。ようやくあれが「初恋」だったと気づいた時、すでにもう彼女は手の届かない所へ羽ばたき去った後だった……。絵が得意なだけの中学生が、自意識過剰マンガ家になる過程を描いたら、9年越しの失恋物語になりました。福満節が爆裂の“痛い青春物語”回想編開幕です！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

回想編は異様な迫力。痛々しいし、ウジウジした思考が鬱陶しいのに身につまされる。でもって初恋の女の子が可愛いがゆえにつらいなあ。しかし久々に福満しげゆき作品読むと考えてることのネガティブさに驚いた。で、これを自分で漫画にしてしまう屈折した勇気にも感心する。絶対マネはせんけど。

2015/03/25

[シナモン]

男の子ってこんな風に考えてるのか？と。ま、福満さんの感じ方なのかもしれないですけど笑

2014/12/10

[むきめい（規制）]

良い思い出と苦い思い出ですねえ

2019/08/22

[moya]

過去の自分を見て色々ツッコみたくなる気持ちスゲーよく分かる。僕にもそんな頃があったもの。もっとあの時間を有効に使えてたら…。

2013/12/18

[オジャオジャ]

４巻の生温さが嘘かのように底辺の変態の気持ち悪さを濃厚に出した感じが良い…………友達の妹のパンツをもらうって発想もヤバいがその妹のパンツの処分の仕方にも笑った。神社の裏でパンツを燃やすシーンがシュール。

2018/08/26