内容説明
鬼絡みの問題も一段落、と上機嫌の橘。九条が地獄に戻る際「気をつけろ」と言い残したことで一抹の不安を抱く凪。二人のもとにまた奇妙な輩が現れる。九条がいた鬼の組織から狙われているという妖狐の木花だ。橘はしばらくぶりに触れる同族の木花に気をよくして、護衛を引き受けるのだが、人間らしい生活を教えようと先輩ぶって張り切りすぎる。凪はまた新たな厄介ごとになるのではと困惑するのだが……? ほのぼの妖怪スクールコメディ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無銘
1
学園妖怪ラブコメ5巻目。妖狐の木花を預かることになった凪・橘だが、橘は成長しているようでいて全く成長していないなぁ… もうこの駄目さ加減が味としか。木花が狙われる理由や橘の実家絡みの事情など、不穏な要素が未解決のままなのでこの巻だけでは消化不良気味。次で完結のようだが、どう締めるのか。2012/06/30
水無月冬弥
1
冬木冬樹先生(@fuyuki_fuyuki)の作品。新ヒロインやバレンタインネタをいれながらも、一巻通じて凪の決断と悩みを書いていた気がする。さあ、次巻どうなるんだろう?2012/03/10
たくぞう
0
木花に関わる問題、解決してなくね?飛縁魔の胸チョコとか火車の婚姻届もなんかうやむやにされたし、消化不良感が半端ないわ。2012/05/19
真林
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金髪眼帯幼女といろいろ要素が詰め込まれた新キャラ木花登場。この子が次回の最終巻に深く関わってくる模様。というか、五巻は六巻との上下巻構成なのね。話が完結してないと曖昧さが一層浮き彫りになる。ただ謎が多いだけなんだけど。シリアスになったらなったで違和感があるけど、日常だけっていうのも問題が残るっぽい。難しいな2012/04/11
碧花音
0
シリーズ5本目、新たに木花が登場。彼女自身が殺生石とはどういうことか。はたしてぬらりひょんが率いる神変会とはどういう組織なのか? そして赤染はそこにどうからんでくるのか? 色々と疑問が尽きないが作者がどう伏線を回収していくか楽しみだ。そして須磨の存在。 あとはやはり橘が今回も飛縁魔に妙な知識を植えつけられてましたね(笑) そしてなんといっても犬洞あん先生の美麗なイラスト2012/02/27