月刊コミックアヴァルス<br> TOXIC(3)

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月刊コミックアヴァルス
TOXIC(3)

  • 著者名:高橋燎央
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • マッグガーデン(2013/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784861279201

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内容説明

世界政府総統・ローゼンミュラーは、ついに、一部の血統以外の人類をすべて殺害するという人類浄化作戦の実行命令を出す。タイムリミットが迫る中、ルカは総統暗殺への最後のミッションに挑む。ルカはそんな彼を止めるべく向かうのだが、彼の前にはアベルが。壊れだす世界。燃え上がるブラックローズ。狂い咲く軍人たち。ルカが持つ唯一の勝機“毒薬(トキシック)”は、世界の命運を左右する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

44
詰めが甘いといえば甘い完結。だが物心つく前に既に「個」としてのアンデンティティーを失い、不条理を受け入れる器すら不完全なまま戦禍に飲み込まれていった二十歳前後の若者達の、成熟とは程遠い処で停止した心が叫ぶ、愚直な激情や絶望、執着、欲望。脆弱なそれに反して、不条理に耐え矛盾を前に大人しく蹲っていることなど出来やしないしなやかで身軽な若々しい肢体。歪に尖って疾うにひしゃげて、健やかさとは程遠い場所まで来てしまった「悪夢」の結末としては、その後味の悪さはいっそ慰めに近いほどではないかなと。でもやはりアベル好き。2016/04/24

ありす

8
総統を毒殺する為だけに拾われ、幼い頃より体に毒を入れられ体を作り替えられたルカ。ルカの血を毒に変えつつも総統に対し忠臣のふりをしている父。新しく出来た弟に対する純粋な兄弟愛のルイ。狂気が正気になり正気が狂気になるラストの箱庭感がもう少しあっても良かったかな?(たぶん読後感として兄弟愛が深く感じたかも)2013/08/09

かぜふね

5
これで終わりかぁ…。一応ハッピーエンド?駆け足だっただけに、いろんな伏線が回収されずに終わった感じ。まともなのはルイだけだと思っていたらルイもそうでもなかったな。もっと他の登場人物の過去話などを読んでみたかった。絵もきれいで、設定も狂気的な感じが面白かった。2012/10/19

しずか

4
3冊、読了しました。う~ん…。登場人物それぞれが、異常なまでに一つのものに執着して周りが見えなくなって歪みまくって…。軍服とか親衛隊とか、耽美な世界観は気に入ってたのですが、ちょっと駆け足状態な展開で、内容が薄い印象になってしまったのが残念です。2016/04/20

もか*

4
急展開過ぎて内容がいまいち。伏線も回収されて無いかな…。何が何だかわからなかった。ハッピーエンド?だったのかな。2012/11/20

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