内容説明
東日本大震災での原発事故は低線量事象であり、被曝で生命に危険が及ぶことはない。むしろ、行政と報道の混乱等での心理的ストレスが「放射線心身症」ともいうべき健康障害を生む。それよりも、現代日本人の食生活にこそはるかに恐ろしいものがある。無用な不安よりも、必要な知識で立ち向かう救済のメッセージ。
目次
第1部 「放射線と人体」の本当の話(日本中を覆う放射線恐怖;放射線を難しくする単位の整理;晩発性障害の問題;放射線を高線量、短期に受けたときの長期的影響;チェルノブイリ事故;放射線で最も恐ろしいもの、それは「風評被害」;一九六〇年代、世界はどの時代より放射線にまみれていた;「直線しきい値なし仮設」で押し切ることの困難)
第2部 放射線よりはるかに恐ろしい日常の話(福島原発放射線よりはるかに恐ろしいもの;放射線より恐ろしい食事の問題;恐怖の砂糖;恐怖の油;放射線よりはるかに大量に襲いかかる食品添加物;放射線より恐ろしい本当の話?肥満;放射線より恐ろしい本当の話?喫煙;放射線よりはるかに恐ろしい日常の話の結論)
感想・レビュー
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