内容説明
現在の出版流通システムのあり方や、本を取り巻く環境の厳しさに抗うように、「意思のある本屋」でありつづけようとしている書店員・書店主たち。彼ら・彼女らの行動を追って、書店を巡りながら、“本を手渡す職業”の存在意義とは何なのかを根源的に問い直す。「本」と「本屋」の今とこれからのかたちを探る異色のルポ。
目次
序章 彼女を駆り立てたものは何か?
第1章 抗う女―原田真弓がはじめた「ひぐらし文庫」
第2章 論じる男―ジュンク堂書店・福嶋聡と「電子書籍元年」
第3章 読む女―イハラ・ハートショップ、井原万見子を支えるもの
第4章 外れた男―元さわや書店・伊藤清彦の隠遁
第5章 星となる男―元書店員・伊藤清彦の「これから」
第6章 与える男―定有堂書店・奈良敏行と『贈与論』
第7章 さまよう男―“顔の見えない書店”をめぐる
第8章 問題の男―ちくさ正文館・古田一晴の高み
終章 彼女が手渡そうとしているものは何か?
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