テロルの現象学―観念批判論序説 (増補新版)

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テロルの現象学―観念批判論序説 (増補新版)

  • 笠井 潔【著】
  • 価格 ¥4,620(本体¥4,200)
  • 作品社(2022/12発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861829536
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界内戦と貧困化の時代に、暴力を根源的に考える。

内容説明

世界内戦と貧困化の時代に、暴力(テロ)を根源的に考える。1972年連合赤軍事件の衝撃から半世紀。産業労働者の階級脱落化による経済的貧困やアイデンティティ危機による暴力、頻発する無動機大量殺傷。そして山上徹也による安倍晋三銃撃事件。いま世界は、剥き出しの暴力の時代を迎えている。この時代に生まれた我々が読むべき必読の一冊。

目次

序章 観念の廃墟
1 自己観念
2 共同観念
3 集合観念
4 党派観念
終章 観念の浄化
補論1 68年ラディカリズムの運命 『テロルの現象学』以後三十年
補論2 観念的暴力と象徴的暴力 ユートピアの現象学へ

著者等紹介

笠井潔[カサイキヨシ]
1948年東京都生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、エンジェル』(東京創元社)で第6回角川小説賞を受賞。ミステリ作家、SF作家として活躍する傍ら、精力的な評論活動を展開。98年に『本格ミステリの現在』の編者として第51回日本推理作家協会賞を受賞、2003年には『オイディプス症候群』(光文社)、『探偵小説論序説』(光文社)で、第3回本格ミステリ大賞を、小説、評論・研究の両部門で受賞。本格ミステリーとして知られる矢吹駆シリーズ最新刊は『煉獄の時』(文藝春秋)。また現在「ジャーロ」(光文社)にてシリーズ第十作『屍たちの昏い宴』を連載中。2012年『探偵小説と叙述トリック』(東京創元社)で第12回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なつのおすすめあにめ

5
新版を四年前に読んで、コリン・ウィルソンの『アウトサイダー』と共鳴する気がして調べたら、対談して(話は噛み合わなかったらしい)んだよな。「はじめに」「補論Ⅱ」「増補新版あとがき」をサッと読むが、安倍晋三銃撃事件などの現代日本のテロと本書に距離があるようなモヤモヤあり。旧版と文庫版を蛍光ペンで塗りつぶすくらい読み込んで、新版を読んでいた押井守が、この増補新版も蛍光ペン片手に読んでいるのかどうかが気になった。新版はハードカバーで今回はソフトカバー、自分も「補論Ⅰ」まで蛍光ペン片手にじっくり再読してみようかな。2023/12/17

しんだもずく

1
主催の読書会で読了。正直out of dateと言ったところで、現在にも有効な議論が成し得ているかというとほとんど首肯しがたい。文芸批評的に縦横無尽に文学作品を参照しつつ既存の読解に良くも悪くも縛られない自由な議論で自説を組み立てていく様は、個々の議論について見れば面白い点はありつつも牽強付会な点の方が悪目立ちしている。引用の仕方からして少なくともアカデミックではない議論の組み立て方は段落単位で急にぶつ切れになることも多くて見通しが悪く、充実した傍注には笠井独自の単語の説明をもっと入れてほしかったところ2023/09/24

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