内容説明
「こころ」と「お金」は人生の両輪。どちらかが脱輪したら、前に進めません。お金は人生を創っていくためのツール(道具)。本当に自分らしい人生を創るために使いこなすことが出来れば、人生は変わります。「コーチング」で本来の自分に出会い人生の行き先を見つけ、それを実現するために必要な「お金」との付き合い方を紹介する新しいタイプの人生設計指南書です。
目次
第1章 コーチングとファイナンシャルプランニング(幸せは「こころ」から?「お金」から? 「こころ」と「お金」のバランスチェック 「こころ」と「お金」は人生の両輪 年収五〇〇万円で貯金の多い人と年収一〇〇〇万円で貯金のない人 人生の設計図―キャッシュフロー表とライフイベント表 使途不明金と意図不明金 出しっぱなしの水道 ファイナンシャルプランニング(FP)で手の届かないところ
コーチングとは
ライフ(人生)コーチング
FP×コーチングで見えてくるもの)
第2章 七人の女性のケーススタディ―「ありたい自分」と「お金」を両立させる(結婚相手の経済観念が不安 育休後の社会復帰に悩む 教育費を考える前に、自分の人生も輝かせたい 「介護」の日々。自分の人生の先行きが不安 独身女性が家を買う時、知っておくべきことは? 離婚後の人生の立て直し方 子どものいない人生の楽しみ方)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みりーた
4
やりたいこと・好きなことがあって、心も豊かにするためのお金の考え方。お金も大事だけど、お金のためだけに神経すり減らしたくないなぁと思いました。2017/11/02
りちゃあど
4
こころとお金という車輪をバランス良く回すこと、自分を見直し生きたお金の使い方をすること。知識を得たら少しずつ実践あるのみ。2014/06/22
ブルスケッタ・ヒポ
1
ファイナンシャルプランニング×コーチング、本来のFPとはこうあるべきだと思う。コーチングは互いに認識しないとできないものなのか、それとも、、、
ゆりか
1
人生に対する見通しという心理面と、それを実現するための資産管理という金銭面の両方を合わせて考える、具体的には人生のキャッシュフロー表を具体的に計算し、目標とすり合わせながら老後を見据えた資産計画を立てるという思考法が勉強になった。また、子供なしの人生に対する寂しさに蓋をしていた夫婦が開発途上国での学校建設を第二の目標に設定するエピソードなど、長期的な資産計画を立てる前にじっくり人生のゴールに向き合うことの重要性という意味でも、生き方という意味でも感じるところのある話があった。2019/01/14
みか
1
自分の夢とか理想とかそういうのを現実的に考えた時、どうしても避けて通れないお金の事。どちらかというと私は苦手なタイプ。貯金が嫌いとかそういうわけではないのだけど。キレイゴトだけでは世の中渡れないのは分かっているつもりだけれど、あまり真剣にお金について考えた事がなかった。夢を実現させる気持ちが本当にあるならお金の事もきちんと考えなくてはいけないのだろう。今まで無意識に避けて通ってきたけれど、この本はすごく自然にそういう事を考えるように仕向けてくれる。私ももう少しお金というものに向き合ってみようと思う。2012/06/27