内容説明
我が国有数の「食糧生産基地」である庄内平野がいかにして発展形成されてきたかは余り知られていない。その知られざる歴史に新進気鋭の農業経済学者が本格的な鋭いメスを入れた記念碑的偉業にして農業の再生と発展を構築する基礎的論文集!農業関係者、歴史・民俗研究者、教育・社会運動家“必読の書”。
目次
第1編 幕藩体制下における地主王国の形成(近世本百姓の成立過程と農民層の分化分解;近世的土地保有形態の展開;封建的土地所有形態の解体過程 ほか)
第2編 近代における農家経営の発展(戦前における庄内農業の実態と矛盾;戦後における庄内農業の構成と展開)
第3編 農地改革、高度経済成長下における農村経済(村の概況;人口および人口移動;農家経済 ほか)
著者等紹介
宇田川正夫[ウタガワマサオ]
昭和3年1月7日東京都において生まれる。昭和15年4月巣鴨中学校入学。昭和20年3月同校卒業。昭和20年4月慶応義塾大学経済学部入学。昭和26年3月同学部卒業。昭和37年4月法政大学社会科学修士過程に入学。昭和39年3月法政大学社会学科修士課程修了、経済学修士学位をうく。昭和40年以降事業に転ず。昭和48年株式会社を設立し、没年まで代表取締役社長として事業に勤しむ。昭和53年5月癌にて死亡、享年五十才
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