内容説明
こんなことが許されていいのか!? 永田町でも話題騒然! 税の番人・国税庁の狙いは創価学会と池田名誉会長。国税工作を命じられた著者と国税幹部の足かけ3年に及ぶ激しい攻防は、竹下元首相の一言で学会側の完全勝利に。この緊迫のやりとりを「黒い手帖」を元に、当事者の実名をあげて完全再現、宗教とカネのタブーに迫った。元公明党議員たちがどうしても封印したかった「黒い手帖」の中身がついに白日の下にさらされる。
目次
第1章 押し付けられた交渉役
第2章 ブラックボックスだらけの学会会計
第3章 国税幹部たちとの攻防
第4章 ルノワール事件と宗門戦争
第5章 竹下登か小沢一郎か
第6章 そして闇は残った
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおとろ
4
☆☆☆☆ 再読2023/04/08
都人
1
批判を受け入れない組織の怖さを感じた。「創価学会」はフランスでは「カルト組織」に認定されているようだが、池田大作もオウムの麻原と同じだ。2012/03/09
loro
0
メインテーマが創価学会の脱税疑惑、裏テーマに池田氏の豪遊。議員時代の自叙伝のようでもある。暴露本ながらもスペクタルに書いてしまう所は見事なのだけど、「黒い手帳」のような書くべきとして書いた切実な感じはなく、書いてなかった事を集めました。という、ついでに出版しちゃった感が否めない。2013/04/10
Hisashi Tokunaga
0
「黒い手帳」の後編にあたる。事実も心象も深い闇(藪)の中にある。本当にリアル事実を探索する必要があれば、その時事実は半ば判明するだろう。続編が出るほど矢野氏の事実関与度賞味期限は切れるのでは?2012/04/16
岡 幸治
0
元公明党書記長による、実名の回顧録。私には真実か否かを知るすべは無いが側近の生々しい声なども入っており迫力がある。 わからなかったのは名誉会長の本質を当時から知っていながら、「大恩ある」会長の為にと世間に唾する行為をする。よくこの世界で言われる「大恩」とは何をさすのであろうか?そこのところが謎のままである。2012/08/21