内容説明
どんなダメージを受けましたか?
心のダメージは、時間の経過だけでは解決できません。かといって、放置してこじらせると、悪化します。間違ったやり方では、間違った目的地に到着します。
「今、どうしたらいいのか、わからない……」。
「この先、もっと悪いことが起きるかも……」。
「時」が解決するのを待てない人に、合理的なアプローチで「折れない心」になるセルフソリューション。明けない夜はない。って思えないあなたにお勧めの一冊です。
目次
第一部 心のダメージのメカニズムを知る
第1章 なぜ、心はダメージを受けるのか?
第2章 心のスペース、どう作る?
第3章 心の針を上向きにするために
第二部 速攻でラクになり「ホワッと」なる
第4章 ダメージから一瞬、抜け出すためのアイデア
第5章 ダメージを抱えているときの禁忌事項
第三部 DNAレベルで折れない心になる
第6章 「認識力」を育てる
第7章 「希望」のもち方
第8章 自分を「信じる」力をつける
第9章 セルフでできるカウンセリング
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
18
Amazonレビューに参考資料が表示されてるのを見れば想像付きますが、テクニック本から取捨選択して改めて構築書かれたという印象です。著者はバイタリティのある人間なので、本書を書くきっかけとなるカウンセリング業も興味を抱いて始めたに過ぎず、人間そのものの本質な悩みを経験しているとは思えない。故かカウンセリング例に出てくる人物の悩みが、エリートが足を踏み外し落ち込んだ場合・・・のようなパターンが多いです。故に凡人の例がない。まあ深刻な人間よりは一般人向けです。しかし参考資料の集大成的な本で参考にはなると思う。2015/05/24
ゆるり
3
自分の意識をいい方に変えるために、具体的にトランポリンを飛んでみるとか、料理を気の向くまましてみるとか行動一つ一つ紹介していて今すぐでも始められそうだなと思った。 受けたダメージも努力なしでは6ヶ月以上は続くことは無いって頭の片隅にいれておけば、ダメージを受けた時も少しは気を楽にできるのかもしれない。
草葉
1
広く心に負ったダメージを回復させるためのエッセンスが多く詰め込まれている。特にワンショットの事例は自分に当てはめ実行できるものがいくつかあり、それだけでも読んでよかったと思える。8章で書かれている自分を信じる力をつけるという点を目指して、打たれ強い自分を目指したいところである。参考文献もよく見かける良書を見られているようで、同様の書籍を読んでいる者には心を打つものもあると思う。2018/04/02
nozomii
1
やわらかめセルフコーチングの本。すっと読めるのと、事例が結構深刻なものなので、自分の悩みがちっぽけにみえて私はだいぶすっきりしました。2012/02/07