素材は国家なり 円高でも日本経済の圧倒的優位は揺るがない

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素材は国家なり 円高でも日本経済の圧倒的優位は揺るがない

  • ISBN:9784492395592

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内容説明

産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやって来る! 自動車、家電に代表される高度な組み立て加工技術で世界をリードしてきた日本だが、韓国、台湾などの猛追にあって苦戦を強いられている。一方、部品・素材の分野では、依然、他国が追いつけない圧倒的な技術力を誇っており、今回の東日本大震災では、日本の部品・素材の供給がストップすることで、世界の工業製品生産に深刻なダメージを与える事態が生じた。また、世界規模で展開されるインフラ整備や、環境・新エネルギー事業においても、日本の素材力はその存在感を示している。産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやってくる。「本書では、新産業に不可欠な日本の素材技術を紹介するとともに、1ドル60円時代」を見据えた日本の技術力を最大限に活かす国家戦略について考える。

目次

プロローグ 日本の素材力が支える世界のインフラ、環境整備
第1章 大震災で浮き彫りになった日本の素材力
第2章 素材力を最大限に活かした国家戦略とは
第3章 鉄鋼業の圧倒的技術力が日本の製造業を支えている
第4章 注目の「省エネ革命」にも日本の素材力が不可欠
第5章 素材の技術革新が産業・社会革命を引き起こす
第6章 地球の究極素材「水」のフル活用で日本は勝つ
第7章 世界経済の主役は日本―中国、韓国が絶対に追いつけない理由

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

17
何だかな~。確かに書いてあることはその通りなことも多いのですが、突っ込みどころが満載の本でした。機能性素材は確かに日本のメーカーが強く、日系でシェア100%なんてものも多い。だからと言って、円高でもその優位性は揺るがないとか、そんな甘いもんじゃない。まぁ、震災直後に書かれた本なので、頑張れ日本という応援の意味もあったのでしょうね。★★2013/09/25

つづりさん

1
とにかく日本マンセーで楽天的な感じ。2013/09/21

sisekick

1
海水淡水化の膜技術とか車のボディ用の製鉄技術とか、トライ&エラーでしか得られないノウハウの部分が素材分野にはたくさんあって、まだまだその部分では日本の技術は先を行っているんだなぁと感じました。 超伝導のケーブルとか、メタンハイドレードの話しとか、電気を取り巻く技術と水に関する技術については特に興味深いです。2012/08/27

ひろいてん

0
高機能素材は日本の得意芸であることを改めて認識しました。そして、その製造を支えているのが安定した電力供給であることも、なるほどなと思いました。但し、本書のような内容は見る角度が違うと、考え方も変わるため、多角的な視点から自分で判断する必要があると思います。2014/06/17

マカロン

0
さまざまな企業の事例が掲載されていた。半導体など韓国勢におされぎみだと思っていたが、素材の部分ではきっちりと日本が押さえていた。2012/05/30

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