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内容説明
岩手を「読ん」で、思いを届けよう! 岩手を舞台にした地方新聞漫画の第3弾。さきるは、記者としてのステップアップのため、沿岸部の“臨時支局”に参加し岩手のロマンを追いかけることに。岩手の広さに圧倒されたさきるは、震災後、以前(第2巻)に取材した大船渡の漁師を取材。内陸の人間にはわかり得ない葛藤にぶつかり……!? 震災前と震災後の岩手。それぞれを全力で描いた全5編。特別記事「ふんばる!岩手人」も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
5
新聞記者を狂言回しにした、震災後の岩手を応援する観光名所・地元産業案内漫画だったようだ。2013/09/18
北の梟
2
岩手県の地方紙で働く女性記者の物語、その3冊目。この巻には東日本大震災を受けて執筆された特別篇が収録されています。舞台は大船渡市三陸町綾里小石浜。震災前の小石浜を舞台にしたエピソードが第2巻に収録されており、特別篇はその続編です。津波で家族を失った被災者への接し方に苦悩する人。甚大な被害を受けながら、それでも海と生きていこうとする漁師たち。被災地にカメラを向けざるをえない記者の葛藤。答えの無い問いに向き合う人々の心情が、丁寧に描かれています。言葉にするのが難しいほど、色々なものが詰まった話でした。2011/10/18
SHINO
1
最後の特別編は被災に遭われた方の一心情が丁寧に描かれている作品だと思います。肩から膝にかけて震えが走り,目頭があつくなるような内容でした。2011/10/17
よし
1
岩手チャグチャグ新聞社の坂東さきる記者の物語も3号目を迎えました。様々な人たちとの出会いを通して成長し、本社に戻って新たな出会いが生まれていく…というところで、この巻は終わるはずだったのだと思いますが、3.11が大きく変えてしまいました。今回のエピソードの中では、特別面の「三陸の海」は別格として、前・後編に分けて描かれた「ロマンティック岩手」が面白かった。これからも、さきるを通して、その後の岩手を読んでみたい気がします。2011/10/16
いちろー
1
特別面を読んでたら涙が出てきてしまいました。岩手県の内陸在住で震災当時記者みたいな仕事を担当していたからさきるちゃんの気持ちが痛いくらいわかります。震災後間もない被災者にカメラ向けてインタビューとか、生半可な気持ちじゃできないよね…。それでも海を憎まず歩き出す漁師夫婦の姿に胸が熱くなりました。2011/10/15