四十八人目の忠臣

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四十八人目の忠臣

  • 著者名:諸田玲子
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 毎日新聞出版(2015/01発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620107745

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内容説明

四十八番目は歴史に名を残した思いがけないあの女性!

愛する磯貝十郎左衛門と浪士達のため、討ち入りを影から助け、その後
浪士の遺族の赦免、赤穂浅野家再興を目指し、将軍家に近づいた実在の女性。

まったく新しい「忠臣蔵」の誕生。

<目次>
牛天神
鉄砲洲上屋敷
あぶれ者
尼ふたり
凶兆
驚天動地
恋の行方
新妻
十女十色
怒濤の日々
討ち入り
生か死か
女だからできること
月光

忠義と恋のはざまでゆれる江戸の一女性の目と五感にこだわることが、
すなわち、「私の忠臣蔵」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

68
忠臣蔵と言えば、堀部安兵衛か大石内蔵助というイメージで読み始めましたが、藩主の正室・阿久利の侍女「きよ」を主人公に描かれた物語。討ち入りまでと、その後の展開。きよが帯びた密命とその驚きの結末。面白かったです。 2016/10/19

万葉語り

46
ドラマの原作本をまた借りてしまった。すぐに先が知りたくなってしまう。これは何とも話が大きくなるのだなあと思った。死んで忠義を貫いた男たちの物語はよくあるが、きよの生き方も見事だと思う。支えてくれる人あればこそのきよの後半生。48人目はきよに関わったみんなだと思った。今ここにあることを一生懸命にという仙桂尼の言葉が、つい最近読んだアドラー心理学と同じで面白かった。2016-2372016/11/23

はれひめ

31
個人的にどうも主人公きよを好ましく思えず。忠義に私情を挟み過ぎてるからか、ドラマ化の武井咲が散らつくからか。前半きよと十郎左衛門のなさぬ仲を引っ張り過ぎていて冗長に感じた。ドラマでも二人で証を交換するくだりはバッチリ描かれていたが、決行前日の毛利とかピンポイントの見せ場は流石である。思わぬきよの結末で女忠臣蔵らしさが出ているが、やっぱり私は定番の忠臣蔵が好みのようだ。2016/09/26

かずよ

26
最期そういう事ね・・・納得?というか仰天?というかそういう落ちかと思いました。ちょっと府に落ちない感じ・・・お殿様の刃傷事件がどれだけ家臣達を不幸にしたか、忠臣蔵じたいが余り好きじゃ無かったかも!2012/02/02

さなごん

24
諸田さんの描く女性は自分で道を切り開いて行く熱いオンナばかりだなあ。赤穂浪士の関係者が将軍の生母に⁈ 運命ってすごい2016/10/06

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