徳間文庫<br> [決定版] 世界の[宗教と戦争]講座

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徳間文庫
[決定版] 世界の[宗教と戦争]講座

  • 著者名:井沢元彦【著】
  • 価格 ¥722(本体¥657)
  • 徳間書店(2014/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198934415

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内容説明

世界の平和や世界の民族との協調を考えるには、彼らが信仰する宗教がどのようなものなのかを理解することが必要である。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、儒教、神道--世界の六大宗教を比較すると、世界の民族・宗教紛争の真の原因が見えてくる。宗教音痴といわれ、国際社会の常識と非常識にうとい日本人の精神基盤にも光をあてた、現在の渾沌とした世界を理解するための格好の入門書!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

67
2011/10/13 Amazonより届く。 2015/11/16〜11/27 日本人は宗教音痴であるということは自分や自分の周りを見ていても感じることであるが、昨今の宗教がらみの世界の動きを見ていると、単に表面だけの事象を追っていても理解できないことが多いことが良くわかる。以前「決定版」でない方も読んだはずであるが、今回ISがらみで世界が揺れ動いている時期に読めて良かった。日本人はとかく、自分の分からないもの、かつてのトラウマなどは徹底して遠ざける傾向があるが(井沢氏の指摘するとおり、穢れの思想か?)2015/11/27

Nobu A

8
宗教音痴には非常に有り難い。生き方や考え方の根底に影響を受け、我々の生活に切っても切り離せない宗教。筆者の言う国際理解は宗教理解が大前提には同感。長い歴史や複雑な教典や経典等、信奉者(無神論者を一応自認)ならいざ知らず、他宗教を理解しようという気持ちが湧くか、そのようなことも踏まえてか、主要宗教を対比しながら解りやすく解説。点が線に。納得する点が多数だが、疑問を抱く点も数カ所。他筆者のと突き合わせると、理解が深まるだろう。それと、情報量が多い宗教・歴史本は一気に読むべき。途中、数回間を置いたのを少し後悔。2018/08/16

しろ

8
☆8 変な授業よりも面白いし役に立つ。原因と結果としての宗教と戦争を書いていて、特に宗教ごとの差異について理解できる。ユダヤ、キリスト、イスラムの一神教がどんな経緯で分かれてきたのか、今までで一番解りやすかった。また、仏教、儒教、神道の東側宗教が大きく違って、それを理解しないといけないことも。宗教は生きるために利用できるが、成立の根本は権力、権利、プライドのためなんだと思う。だから外国人は主張が強い。共存のためには、自国(日本)の特殊性と他国の違いを理解し、多様な価値観があることを知るのが不可欠だろう。2012/02/29

がんぞ

7
かなり大雑把にまとめているので、各宗教から違っていると抗議される可能性もある/キリスト教は元来は終末意識の過激な宗教であり、大航海時代から文明を伝えつつ侵略の尖兵となった/イスラム教は飲酒や利息を否定する教義で、資本主義で貧富の差の増大する世界ことにアジアで増えている(カウンター文明かは未知数)/仏教は本来は高度な哲学で、「宗教と言えるか」疑問なほどのニヒリズムであったのが、“釈迦牟尼の本意はこうであったに違いない”という大乗の出現(釈迦滅後二百年以降)によって変質、現世利益や来世期待。日本では体育会系に2014/12/08

こうすけ2

5
世界から見て日本は特殊でユダヤ教、キリスト教、イスラム教の差がよく理解出来た ユダヤを元にそれをディスてキリストまたそれをディスしてイスラムと一神教怖いと思ったが海外の人の事を知れるのはよかった 著者の偏見がまあまあ凄いが誰にでも偏見はある物 Kindle Unlimitedにて2022/06/23

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