内容説明
日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍し、女手ひとつで三人の娘を世界的ファッションデザイナーに育て上げたヒロイン・小原糸子。勇壮な「だんじり祭」で知られる大阪・岸和田市を舞台にした、パワフルで笑いに満ちた波乱万丈の一代記。第1週~第11週までの内容を収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
punto
7
この間Huluでドラマを全編見て、感動したので本でも読んでみた。先にドラマを見てしまったため、本だけで楽しめるかどうかは分からないけれど、ドラマの感動がよみがえってとても面白かったです。それにしてもあれだけ長い話をよくまとめてあるなぁ。2016/12/31
遠野
7
「カーネーション」に毎日どれだけ勇気づけられているか分かりません。本当に本当に、私にこんな時間をくれてありがとう。2012/01/11
アヤネ
4
2011年作品。何人もの友人が絶賛。時期的にもう今から観てもね~と思っていた所、たまたま図書館でこの本を見つけた。残念ながら上巻(1~11週)だけしか置いてなかったのだが。 最初はおてんばな娘だな~親は大変だな~とか思いながら読んでいたが、いつのまにかのめりこんでいた。ヒロインの、自分で人生をつかみとろうという前向きな行動に拍手!本当に洋裁が好きなんだな~そして、彼女を囲む人たちのなんと暖かいことか。再放送してくれたら、是非最初から観たい。2012/03/19
びび
4
朝ドラ「カーネーション」にはまっている。ドラマというのはまず脚本ありきなのだと初めて強く感じさせられた気がする。渡辺あやさんは実在のモデルの縛りの中、視聴者にこびることなく時に反発されようと糸子を生き生き描いている。それにしても勘助が切ない。2011/12/26
2525
4
今NHKの朝の連続ドラマを見ています。書店でこの本を見かけ、思わず手にとりました。 糸子は男と同じようにだんじりに乗りたい女の子。でも女は乗れない。 ならば、自分のだんじりに乗っちゃると洋服(ミシン)の世界に乗り込むのです。お父ちゃんが、おばあちゃんが、皆がいい個性してるんだけど、ほんといい。なんだかんだと周りに助けられて、苦労もいっぱいしてるんだろうけど糸子は幸せだなと思いました。一気読みの作品がつづきます!(^^)!2011/10/27