内容説明
コンピュータの黎明期から大型プロジェクトに携わり、プログラマー、マネジャーとして多くの経験を積み、そこで得た経験と知識をもとに教育者、コンサルタントとして活躍するワインバーグの原点といえる一冊。ソフトウエア開発に関する書籍を多数執筆する中で、本書は人間的側面からソフトウエア開発の問題をあぶり出した意欲作であり、ワインバーグの名を世界中に知らしめました。
「25周年記念版」は1971年の初版から四半世紀を経て出版。「より良いソフトウエアを開発するうえで我々が向き合っていかなければならないのは、技術やスキルだけではない。開発者の心の動きだ」というメッセージは、多くの気づきを我々に与えてくれます。
目次
第1部 人間の行動としてのプログラミング(プログラムを読む;良いプログラムとは何か;プログラミングをどのように研究するか)
第2部 社会活動としてのプログラミング(プログラミンググループ;プログラミングチーム;プログラミングプロジェクト)
第3部 個人の活動としてのプログラミング(プログラミング作業の多様性;プログラマーの性格;知能―問題解決の能力;動機づけ・訓練・経験)
第4部 プログラミングの道具(プログラミング言語;プログラミング言語の設計原則;他のプログラミングの道具)
第5部 エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
17
ソフトウェア開発には機械設計などと異なる点がいくつもある。開発者のモチベーションやメンタルを考える上では、今でも有用な内容が多いと思う。ただ、古い技術用語が多い点については馴染みが持てず、読みづらいと感じる人がいるかもしれない。2015/11/08
HANA
6
プログラマとマネージャ両方に向けた進め方や考え方。結構昔に書かれた本にも関わらず、それぞれの章に書かれた著者の振り返りにもあるように今でもそこまで変わらない事が多いのはなんとも言えない。改めてどう考えて行動するかを見直すことが出来たのは良かった。2017/09/21
K
4
50年近く前の本なのか。今のIT業界にも当てはまるあるあるが多数。この手の洋書ってジョジョのセリフみたいな例え話があっていちいち面白いわ。2018/06/13
rubidus
2
例として出てくる言語はPL/Iだが、語られる内容は、今でもとても役に立つ。エゴレスプログラミングは、誰でも直ぐに使えるいい手法。2019/05/17
広瀬雅哉
2
自分が書いたプログラムをエゴ(自我)の延長だと考え、バグを見つけることを避けてしまう。その反対の考え方がエゴレスプログラミングといい、自分のプログラムの限界を認識し、他者にプログラムを公開することで、間違いを発見できる。この本は1971年に出版されたものですが、プログラマに必要な謙虚な姿勢など、今でも通用するものがあると思いました。2014/04/10
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