内容説明
全史料協資料保存委員会では、市町村合併のうごきのなかで、「歴史資料として重要な公文書」の保存をどのようによびかけていったらよいのかを考え、全史料協の会員だけでなく、都道府県、さらには全国の全市町村に対して、保存を訴えるために、平成１３、１４年度の２年間の活動をおこなってきました。その具体的な方策のひとつとして、３回のアンケート調査を実施し、それらの結果を集約してまとめてきました。本書は、これらのアンケート結果の一部を、全国の全市町村を対象にしてまとめたものです。
目次
第１章 アンケート実施の経過（自治体史編纂アンケートの実施；市町村合併時の公文書の保存をめぐるアンケート）
第２章 アンケートデータ一覧（北海道；青森県；岩手県 ほか）
第３章 市町村合併と史料保存―資料保存委員会によるアンケート結果から（文書管理制度は文書保存を支えるか？；自治体史編纂事業と文書保存；公文書館制度と文書の保存・利用 ほか）
公文書館法
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