内容説明
ジェイミーが初めて恋した相手は継兄のジェイクだった。母が再婚したとき2歳にもなっていなかったジェイミーは、新しい父と兄をすぐに受け入れた。ジェイクは彼女にとって神にも等しい存在で、二人は何をするにもいっしょだった。成長するにつれ、お互いの目に映る姿が一人の男と女に変わったとき、ひそかに結婚を誓い合う仲となっていた。それなのに、何もかも見せかけだったなんて。ジェイクの恋人と名乗る女性が現れ、抱き合う二人の姿を見たとき、ジェイミーは家を飛び出した。■7月から2カ月連続で刊行された2部作『アレジオ公国の花嫁』が大きな反響を呼んだペニー・ジョーダン。波瀾に満ちた展開に思わず引き込まれる筆力は、往年の名作も変わらず。幼なじみ同士の切ない恋物語をご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
4
幼少の頃から想い続けた義兄と両思いになったのに、意地悪女の陰謀にアッサリはまって、6年も無駄にしたのね…でも18歳で、自分にも自信を持てずにいたのに、目の前で抱き合ってるのを見たら、落ち着いて話し合いをするのは無理だったと思う。ヒーローがグズグズしないで迎えに行くなり、もう一度申し開きをしたら良かったのに。両思いはわかりきってるのに、あそこまでドロドロと喧嘩腰の会話を読まされたのはしんどかった。家族中にヒロインの気持ちも知られてて、ヒーローも隠してもなかったのに、ヒーローは無駄におっさんになったのであった2017/07/18
麻琴
2
嘘をついて二人を引き裂いたバカ女の処遇が気に入らない。騙される方も騙される方ではあるんだけど。いまいち読後感がスッキリしない。 ☆22015/07/30
ぽしょ
1
ヒロインの誤解以外は全く障害がないのに、なぜか6年間もすれ違いつづけるのか謎…。2012/03/23
romaco
1
★★★ 親同士の再婚で義兄妹になっているヒロインとヒーロー ヒロインがやはり若さゆえと言うか元々の性格のせいか思い込みが激しくて、自分で手紙を読まずに破り捨てておいてヒーローを責めるという・・・ ヒーローの隠れメロメロがどんどん歪んで時に暴走しがちなのを楽しむ分においては面白いかな2012/03/04
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