山と溪谷社<br> 日本の分水嶺

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山と溪谷社
日本の分水嶺

  • 著者名:堀公俊
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 山と溪谷社(2014/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635047357

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内容説明

「日本の背骨」を地図で旅する列島縦断6000キロ 
空から降り落ちた雨の行く先は太平洋か、それとも日本海か?
その運命を決める一本の線=大分水嶺には、自然と人間にまつわる大いなるドラマが秘められていた。
本書は分水嶺=日本の背骨にかかわる128の物語を紹介。嶺が作り出した興味深い話題や身近な疑問を取り上げ、肩の凝らない解説で読者を空想旅行へと誘います。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mzo

18
山登りを趣味とする者の端くれとして、分水嶺はかなり気になる存在。稜線を歩きながら、右手に降った雨と左手に降った雨は流れ着く先が違うんだよな、とか考えるのは楽しいものです。そんな尾根づたいの最高峰が、本書で挙げられた大分水嶺。全部踏破するのは無理としても、あちこち訪れたくなりました。以下細かい感想。・大分水嶺と重なる山頂って意外と登ってなかった…。・関ヶ原付近に大分水嶺があるのは意外。・丹波市氷上の水分れ公園は行ったことある。ロマンを感じられる人には面白い。2016/06/27

はるま

12
㊗️自分 今年の年頭に立てた年間読書目標数を1度クリアしたので、一度だけ上方修正したのですが、その目標をクリアしました その記念すべき本 それは読友ねずみさんのセレクト本711 著者は文化人であり作家ではありませんが、分水嶺ハンターとして日本全国を登山、ドライブしながら壮大な分水嶺を調査研究されておられる先駆者的な存在かな まさに北は北海道から南は鹿児島まで(沖縄の方ごめんなさい とはいえ分水嶺がない都県もあるようですね 読んでいるだけで、旅がしたくなります 様々な自然風景が見えてきますね 続く2021/12/18

やっちゃん

11
雑学満載で山好き峠好きにはたまらない一冊。ツーリングマップル片手に読むとさらに面白かった。ここから右は日本海、左は太平洋と分水嶺を意識しながら登山するのがすごく楽しみ。繰り返し読みたい。2021/07/16

pitch

7
読み始めは、読みにくい文章だなあと思っていたのだけど、予想外に面白かった。トンネルとか峠とかで時折見かける分水嶺の表示。気にはなっていたけど、こうやってまとめて紹介してもらえると壮観。2020/01/31

mft

4
北海道から九州までの大分水嶺を紹介する本で「分水嶺の謎」で存在を知って読んでみようと思っていたもの。全国を文庫本一冊で紹介するので、「分水嶺の謎」で中国地方を辿ったほどの密度はない。観光案内の風情で、鉄道や道路などアプローチする手段の情報と、○○100選とか日本三大○○とかそういう話題の持ってき方が多い2024/09/15

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