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内容説明
中国の成長がいつまで続くかを読み解く鍵は70年代の日本にある。環境破壊、格差拡大、資源不足……急激な経済成長が生み出した歪みは、その国に確実に影を落とすからだ。成長ゆえの破綻――彼らはこのジレンマを解消することはできるのか。その趨勢で日米はいかなるリスクを抱え、それをどう乗り切るのか。反中でも媚中でもないスタンスから、データに基づいて冷静に日米中・GDPトップ3の近未来を大胆に予測する。
目次
第1章 なぜ中国は金融危機に強かったのか
第2章 中国が陥りかけているジレンマ
第3章 70年代の日本が暗示する未来
第4章 アメリカが中国経済を左右する
第5章 資源インフレの淵に立つ世界経済
第6章 5年後の中国、日本の行く道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
7
著者によると、2012年の今年は世界経済は上向きの可能性が高いらしい...世界一の経済大国アメリカが大統領選のため、なりふり構わず失業者対策をしてくると見ているので。同時に、一番の問題は資源問題...原油が200ドル突破?うーむ...2012/02/27
まさきち
0
2011年の本.今後5年の中国を考えるってことなので,完全に機を逸した読書.スタンスに偏りはないと思えるし,分析もミスリードしようとしているようにも感じられない.予想していた資源バブルはこなかったし,中国の覇権大国化や分裂も起こっていない.それだけ未来を予想するのは難しいってことですね.納得したのは,中国が発展していく様子は日本が通ってきた道だけど,民主化していない分経済的な問題にスピードをもってあたれるからリスク小さ目かも,という話.民意をあまり汲まなくていいからね.たしかに.2016/03/28
linbose
0
★★★★★2011/11/21