角川スニーカー文庫<br> それがるうるの支配魔術 Game2:リメンバランス・パズル

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角川スニーカー文庫
それがるうるの支配魔術 Game2:リメンバランス・パズル

  • 著者名:土屋つかさ
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2012/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044740108

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内容説明

水那斗るうる率いる我らが欧文研に、奇妙なオブジェが届いた。「私を捜して」というメッセージと“浮き世のオルカ”というヒントが添えられており、どうやら碓氷の初恋に関わるものらしい。碓氷よ、感傷に浸っているところ悪いが、こいつには妙な魔術がかかっているぞ? 「それなら、お兄ちゃんが作ったゲームかも!」るうる、それは飛躍しすぎだろっ!? 魔術が仕掛けられた初恋パズルが導くのは、失踪中のるうるの兄へか、それとも!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

朧月

8
謎解きx魔術 のライトノベル 第二巻。 なんか、昔こういうオリエンテーションみたいなのやったなぁ、と思った。 メタ思考で考えると、犯人はなんとなく想像できるんだけど、 それでも、ラストの答え合わせで、そうだったんだ、といくつか明かされる真相が面白い。 登場人物それぞれに少しずつ秘密があるようだけど、今回の内容を見ていると、一人ずつ明らかになっていくのだろうか。 結局、主人公ってどういう存在なのか。いくつか推測できそうだけど……。 続編にも期待 2013/02/10

カッコー

6
1巻よりさらに面白さが増した。理を曲げている部分も読み返すとヒントがちゃんと書かれているから頑張れば見つけられるし(自分はほとんど気づけなかったが)、「オルカゲーム」の作成者、香奈恵の碓氷への気持ちも途中で分かっていたがその先のもう一ひねりあるところまではさすがに分からなかった。工藤先輩の正体は完全に予想外だったし。 るうるの兄への真実にも少しずつ近づいていそうでまた次に期待。2013/08/26

eckhart88

6
むしろ一巻よりも読みやすく楽しいように思えた、恐らく世界観を予め了解しているからだろうか、決まった規則の下にそれを暴き出す、推測する、謎解きじみた、何処かボードゲームを思わせる話の筋が楽しい。テンポがよいし、キャラクターも相変わらずかわいい。るうるよりも言乃の魅力が際立つ今巻、しかし満遍なくキャラクターに出番があり、部員の五人が誰一人として影が薄くならないのは素晴らしい。伏線を張りながら次巻へ、次も楽しみだ。2012/07/22

ちゃか

5
部室に持ってこられた“オルカゲーム”は果たしてるうるの兄の遺物なのか、はたまた誰かの初恋の想い出か。今回もまた面白かった。この作者さんの作品は結構好きかな―。主人公が良い奴。2012/05/18

シュエパイ

5
あぁ、だからこそ拗れたんだ、この謎かけは、と。魔法よりもミステリの部分が楽しくて好きな作品。できれば、もっともっとRulesRuleのシーンが多いといいな♪短編集とか、出ないのかな?2011/08/25

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