内容説明
團十郎という名跡は海老蔵が襲名するものと思われがちだが、過去には團十郎引退後に海老蔵を名乗った人物も多い。初代から未来の13代まで、歴代の團十郎の数奇な運命と襲名の舞台裏を紐解きながら、なぜ團十郎は特別なのか? 大名跡のもつ数々の謎に迫る!
目次
第1章 武田信玄と市川團十郎―先祖たち
第2章 荒事と「江戸の氏神」―初代團十郎
第3章 「助六」と絵島生島事件―二代目、三代目
第4章 「木場の親玉」と写楽の錦絵―四代目、五代目、六代目
第5章 「歌舞伎十八番」と夭逝した人気役者―七代目、八代目
第6章 「劇聖」と養子役者―九代目、十代目
第7章 戦後の歌舞伎と「海老さま」ブーム―十一代目
第8章 父子の苦悩と飛翔―十二代目と新・海老蔵
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
wanichan
27
読友さんのレビューを見て読みたくなり読了。まだまだ歌舞伎については初心者なので、しっかりとは理解はできなかったが、江戸時代から代々続く名前を襲名することの重責に身が引き締まる思いがした。2015/10/05
糜竺(びじく)
20
市川宗家の名跡「團十郎」と「海老蔵」の歴史と継承を紐解く一冊。江戸の華と称された芸の誕生、襲名の仕組み、家系の宿命、伝統を繋ぐ成田屋の精神性と代々の歩みを簡潔に解説しています。歌舞伎の世界の歴史について学ぶ事が出来ました。2026/03/22
やや
0
血と芸を繋ぐ難しさ。これにつきる。何でもかんでも暴露されてしまう今の時代、芸のみに邁進出来ない苦しさと時代を泳ぎきっていく才覚が御大にあるのか。2022/08/10
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