BtoBマーケティング―日本企業のための成長シナリオ

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BtoBマーケティング―日本企業のための成長シナリオ

  • 著者名:余田拓郎【著】
  • 価格 ¥2,464(本体¥2,240)
  • 東洋経済新報社(2016/04発売)
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  • ISBN:9784492556931

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内容説明

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「高い技術力」「優れた製品」だけでは、生き残れない!
「下請け業者」から脱却し、グローバル競争を勝ち抜くための処方箋はここにある。
日本の競争力の源泉は、素材や部品などのBtoB企業によるところが大きく、日本の成長はこうしたBtoB産業や企業に依存している。日本企業の部品や素材にかかわる技術力は、世界で高い評価を受けており、高いシェアを有している企業も数多く存在している。しかし、それに見合った利益率を確保できているとはいえない。技術力があっても、それを十分な利益に結びつけることには失敗しているのだ。
BtoB企業の産業財(ビジネス財・生産財)のマーケティング(つまり、法人営業)は、日本がこれから生き残っていくためにもニーズの高い領域である。とりわけ、近年の市場のグローバル化の中で、部品や素材メーカーは欧米企業と中国をはじめとする新興国企業との狭間に立たされて、苦戦する企業も少なくない。
本書では、そうした企業に対して、今後の成長シナリオを策定する際の道標をマーケティングの視点で提供することをねらいとする。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mkt

3
ゼネラルより市場志向/市場志向:①顧客と将来必要な商品を検証②市場や顧のリサーチを頻繁に実施③顧客調査を年1回以上実施④取引業者と定期的に情報交換⑤業界の基本的動向や最新の変化を把握⑥社内で将来ニーズを議論⑦社内非公式の場で競合情報を交換⑧市場情報や顧客情報は必要な部署に即伝達⑨顧客満足度情報伝達の仕組みがある⑩競合情報を即伝達可⑪顧客ニーズの変化に即対応⑫競合の価格変化へ即対応⑬常時良いアイデアを顧客に提案⑭市場ニーズを最優先した商品構成商品⑮顧客不満に即対応/ 20211108読了 245P 27分2021/11/08

大竹 粋

3
マーケティングの本は数多ありますが、BtoBに的を絞ったマーケティング本にはなかなか出会えませんでした。とてもわかりやすく、共感のもてる、わかりやすい話で、すぐにでも組織改革の論拠に使えそう、そんな実践的な理論書です。事例も豊富で理解促進が進みました。1日セミナーをたっぷり受けた時のような感覚になります。2014/08/28

MelanchoryRice

1
B2BにおけるCSについて調べていた時に出くわしたので思わず購入。 B2BとB2Cとをその類似点と相違点を整理されていて役に立ちました。 マーケティング観点からはB2CでやっていることをB2Bでもやる意味ありますよってところでしょうか。 環境がだいぶ変わってきているので、顧客との関係性マネジメントの重要性が増している事、その背景とマネジメントの観点がわかりやすく説明されていて調べていた事に対するあらたな気づきもあってとてもよかったです。2012/05/21

高橋直也

0
大学の講義を聞いているような、きちんとまとめあげられた本です。私はもっと市井の小さな会社間のBtoBをイメージしていたのですが、もちろん役に立つ良書と思います。2013/12/08

Tatsuya Mizoguchi

0
グローバル展開するような大企業のB2Bマーケについて書かれていた。 D・Aアーカーのブランドマーケティングを、B2B企業に当てはめたような内容だった。私がコンサルティングの対象としている国内B2Bの中小企業には当てはまらないというか、まだ早いような内容の解説であった。 内容的には、まずまず良かった。2013/07/25

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