内容説明
コンピュータの歴史は「高性能化の歴史」。高性能で低消費電力なコンピュータの設計技法について解説。プロセサだけでなく一般的な高性能ディジタルLSIを設計する際にも役に立ちます。※マイコミジャーナル「コンピュータアーキテクチャの話」より再編成。
目次
1 コンピュータの高性能化
2 複数命令の並列実行
3 予測に基づく投機実行
4 複数のプロセサで処理を高速化するマルチプロセサ
5 最近のマイクロアーキテクチャの発展
6 省電力設計
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kozawa
1
CPUとキャッシュ、バスとメモリ当たりを中心に、この10年の高速化で注目された技術から、マルチコア、マルチプロセッサでメモリやキャッシュを活かして高速化する技術について。紹介されている技術については仕組みを丁寧に解説しているので、素人はじっくり読まないと全部は理解出来ないが、そこまで高難度の話が書いてあるわけではない(コンピュータの基礎的アーキテクチャが分かってないとさすがにつらいかとは思うが)。2011/10/16
Megumi221
0
専門的すぎて理解できず2012/09/29
w_h_o
0
難易度高い。というか、難易度が低いところから高くて手が届かないところまで幅広い。ここまで苦労して高効率に設計しているのを無駄に使っている気がする。2011/09/10