内容説明
「大和ちゃんには……もうわたしは必要ないんだね」 夏休み――大和たちは、巨大マリンパークに遊びにきていた。最近なぜか沈みがちな幼なじみの穂波を、不器用ながらも励まそうとする大和。だが、そんな彼の前に、またも魔術の闇に属する人間が現れる。穂波や友人達まで巻きこんで巨大な霊災を引き起こそうとする敵に、大和は真っ向から勝負を挑むが――!? 一方、遊びの誘いを断って神原神社の掃除をしていた東雲静馬は、ついに大和の秘密の核心に辿り着く。そしてそんな静馬に対しても、新たな脅威が迫ろうとしていた。風雲急を告げるシリーズ第三弾! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI
4
購入。盛り上がって来たー!!でも、穂波んのヤンデレはもう少し引っ張っても面白いのかなと思った。しかし、大和はそうなったか・・・。単純に強化人間ってわけではないとは思ったけど、種族のメーター振り切ってるとは・・・。静馬は大和への気持ちに気付いたっら一気にデレると思ってたんだけどな。敵対するとなると逆に大和の枷が緩んで覚醒が速まりそうな気がしないでもないけど。純さんのイラストももっと見たいので、作者頑張れ。2011/06/23
海老庵
3
幼馴染ヤンデレ化フラグが解除された…順調に厨二世界を突っ走ってるんだけど、主人公が自分のチンピラ振りを自覚していたり意外とまともに動いてるから物語展開にも飽きが来ないんだよね。そして今巻は絵師様大活躍。カラー・モノクロともレベル高い!水着あり、ジジイあり、キャリア官僚ありと楽しめた。2011/06/17
晦夢
2
大和の過去は前巻で予想できた通りといったところ。ついに穂波たちも裏に関わってきたか、楽しみだな。それにしても王道だね、面白いからいいけどねもちろん。2013/07/30
指
2
もう読んでる最中ずっと既視感を覚え続けるレベルで、完全にそれが持ち味になっている。作品が持つパッチワーク性を乗りこなしている感じ。作者の顔がわからないようで逆に見えてきたというか。2011/09/30
四向居
2
幼馴染のエピソードに手抜かりがなく、逆に静馬の影が薄くなる程だった。姐さんの登場はいいね。好きなキャラです。それにしても、大和の周りが人外すぎて笑ったw何かのフラグかな?2011/06/22