内容説明
誰もが憧れる世界一周旅行。バックパックを背負い、気ままに安宿を転々とする──というイメージがあるが、実は短期間でも充実した世界一周ができるのだ。会社員の著者が夏休み+シルバーウィークで確保した休みは12日間。マイルで獲得した世界一周航空券で巡ったのは、韓国、タイ、ドバイ(UAE)、トルコ、イタリア、バチカン、ポーランド、イギリス、カナダ、アメリカの計10ヶ国! 旅ノウハウも詰め込んだ、新・世界旅行記!
目次
第1章 アジア編―日本・韓国・タイ
第2章 中東編―ドバイ(UAE)・トルコ
第3章 ヨーロッパ編―イタリア・バチカン・ポーランド・イギリス
第4章 北米編―カナダ・アメリカ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
56
自分も実は10日くらいでの地球一周フライトなら経験したことがあるけど途中の入出国が2国だけだったこともあり全く世界一周したという印象は残らなかった。(SFO→FRA→BLR入国/出国BLR→SIN→NRT入国/出国NRT→SFO)2015/05/31
ミスターテリ―(飛雲)
29
この新型コロナで自粛生活の中、ちょっとした旅行でもダメ、ましてや海外旅行なんか・・それならばと、せめて頭の中での旅行と思って読み始める。確かに12日間で世界一周ではあるが、やはりこの日数で行ける国は限られる、韓国・タイ・ドバイ・トルコ・イタリア・バチカン・ポーランド・イギリス・カナダ・アメリカの10ヵ国。結果世界一周しましたよ、と言うだけで中身は少し物足りない気分、しかし作者が以前607日かけて45ヵ国回ったという経験があるので、今回の12日間の意味がある。旅行経験が豊富なため、役に立つ話は多かった。 2020/05/11
James Hayashi
18
ドタバタで楽しかったが、世界一周は余り興味がない。たった12日間で10か国。数時間の滞在の国もある。旅行を楽しむものでなく、義務的に感じてしまう。あとがきで世界一周の知識が載せられ参考になった。オプションとして頭の隅へ置いておこう。雑誌の編集者だけあり、短い滞在がよくまとまっている。奥さんへの愛も感じた。2020/06/15
barabara
9
すごいハード。でも対価を考えると本当にお得なんだな。個人的には美味しいとこどりな気がしなくもないけど。この生活だったら子供は無理かな…旅人だと。世界一周ブームの現在より、ネット文化が発達してなかったこの頃の方が読むと波瀾万丈つぁやっぱり面白い。2015/02/02
湖都
7
会社を辞めずに世界一周できるんだ!という啓蒙の書。今の会社に就職してからは最大4日しか連休がないので海外には仕事でしか行けていないが、本書を読んでいると週末海外も頑張れる気がしてくる。でも慌ただしいのと海外にいるのにSNSばかりというのはもったいないな。筆者が巡った国の4分の3は私も過去に行った国だったので懐かしく、共感することも多かった。特にトルコは共感しきり。アヤソフィアがA級世界遺産であることと、野良猫の可愛さ、トルコの食の美味しさ、空の美しさ、雑貨へのときめき…あーまた行きたいなー。2018/03/14