内容説明
とかく、ワインの「値段」はわかりにくい。でも、2000円台でも十分、超高級ワインと遜色ない味わいが楽しめるのだ! 平日、週末、アウトドア、特別な日、贈り物に……。ワインをこよなく愛す著者が、これまで自腹で飲んだ中から納得できる、おすすめの逸品だけを選びました。グラスや保存方法など、ワインにまつわるコラムも充実、読んで楽しく、飲んでおいしい、重宝な1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
12
これは借りちゃ駄目ですね、買いましょう!(私も借りたけど買います)この本を1冊買うくらいなら安いワインが1本買える、と著者自身も言っているけれど、それだけの価値はあるかと。何て上手い文章を書くんだろう、と唸ってしまうほどの文章力。主に2000~3000円代のワインを様々なシチュエーションごとにお勧めなものをピックアップされており、更にその下に似たようなワインもちょこっと載せてくれている心遣いもいいなぁ。コラムもとても興味深く、初心者にも嬉しい内容。幾つか購入してみて、読書の時間をより豊かなものに・・・♪2011/05/07
ちぃ
10
読メお気に入りさんからお勧めいただいて読んでみた(*^-^*)同じ著者の『読めば身につく!これが最後のワイン入門』を読んで、ワインの概略を勉強(?)して、「それでは何から飲んでみよう?」というときに大役立ち!気取らぬ家飲みを想定して、シチュエーションや合う料理なども提案してくれているのでイメージしやすい。飲めば飲むほどもっと色々な味を知りたくなってくる…と著者も言っておりましたが、まさしくその通り。作り手の想いや土地の歴史に思いを馳せながら飲むお酒は一味も二味も違う。あぁ今夜は(も?)ワインのもう。2016/08/21
kubottar
8
スーパーで売っている安ワインを気まぐれに買って飲んでみたところ、かなり美味しかったので勉強勉強・・・。ワインというお酒は、保存が一番難しいという印象を持ちました。2011/11/05
shibatay
7
それぞれのワインに関しての紹介文が、短いながらも気の利いたエッセイになっていて面白く読めます。単なるワインカタログではなく、筆者がワインと戯れながら過ごしている日々が思い浮かんで楽しい。2000円以上になると普段飲みには贅沢だけど、一本ずつ買って飲んで、エッセイに書かれた筆者の感じ方と自分の感じ方を比べてみたいな。2015/02/04
ロッキーのパパ
6
言ってしまえばカタログ本なんだけど、適度にエッセイもあり、飽きずに読み通せた。ワインの描写に過剰な装飾をしていないところなんか好ましく感じた。飲んでみたいワインがいくつかあったんで、手元に置きたい気もする。ブックオフで見つけたら買ってもいいかも(^_^;)2011/10/05