夜の凶刃 - 用心棒・桐之助人情お助け稼業2

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夜の凶刃 - 用心棒・桐之助人情お助け稼業2

  • 著者名:芦川淳一
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 光文社(2013/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334749156
  • NDC分類:913.6

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内容説明

芝居小屋で用心棒を務める呉羽(くれは)桐之助の元へ護衛の依頼が舞い込む。守るのは薬種問屋(やくしゅどんや)澤田屋の娘・お加代。次々に現れる正体不明の刺客たち。そして、お加代は攫(さら)われ、奉行所も探索から手を引いてしまう。下手人たちの目的、そして、正体とは一体何か。御三卿(ごさんきょう)・清水家に生まれた桐之助の「無外流の豪剣」が悪を断つ。賑やかな脇役を揃えた著者渾身の新シリーズ第2弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪風のねこ@(=´ω`=)

119
桐之助、おこま、伊佐治の3人トリオが解決する時代ミステリー…といえば砕けすぎである。前作からそうだったけれど、暗殺がメインなのでミステリー調だね。暗くなりがちな展開をおこまのべらんめぇ口調で掻き回して、桐之助の剣で斬り、人情でまろやかにする感じ。人情の雨が降るとはよく言ったもの。芦川さんはそのバランスが優れていると思うな。ただ加代の話はよく解らなかった。最後の凶刃で、刃繋がりで続くんかなと思ったが。2018/02/10

文句有蔵

5
面白かった!討ち合いでは相変わらず、勝つべき者が必ず勝ち、その剣技は圧倒的な冴があって一瞬の内に勝負がついてしまうが、それが天性であり鍛練というものだろう(笑)所謂努力を惜しまぬ天才の、右に出るものはいないという真理☆物語は鼠小僧もかくやとばかりの腕前の忍び込みをみせる、名も無き盗人の伊佐治や、どこぞの流派の免許皆伝かと思わせる慧眼の軽業師おこまなど、市井の名人上手がいなければ成り立たぬけれども、それ以上に展開が面白く、するすると読めた。夏越親子の成り行きを完結させているのは読者サービスか(笑)2014/12/23

Suzu

2
見世物小屋用心棒シリーズ第2弾。いなくなった人を探して事件に巻きこまれ的な話しが多い感じ。気のせいか?可もなく不可もなく。ただ桐乃助のキャラクターがあんまり魅力的に感じられなあかんのが残念。次巻を期待しつつ次を読む。2017/02/15

Photon

1
テレビの連続時代劇が1時間で事件が起こり、謎を解決し、後日譚まであるみたいに。一話ずつサクサク解決して小気味良い。2011/09/01

shokopan

1
一話内でさっくり後日譚までまとめられ完結してしまうので、三話目・四話目で夏越親子が(まったく別々に、関わり合いのない事件の上ではあるが)続けて出てきた時は嬉しかった。今後は実家・清水家のお吟のかたとの直接対決になるのかなぁ。2011/04/17

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