内容説明
荒れ果てたグラウンドと、まともに練習も行わない野球同好会しかない高校。「このチームを甲子園に連れて行く。たとえ何年かかってでも。」監督を成り行きで任されることになった新任教師は決意する。監督のもとに綺羅星のように現れ、力投し、敗れ去っていくエースたち。その思いは次世代へと引き継がれ、蓄積し、次第に大きな願いへと成長していく……。「もしドラ」の著者が「どうしても書きたかった」青春野球小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るっぴ
21
さらさらと読了。私には、ちょっと、合わなかったかな。2015/10/31
七色一味
12
とりあえず読んだ、でいいですか? 小説じゃないし、これ。これを小説の棚においておくってのは、反則だよ。2011/10/09
演習家康くん
11
作者がこだわった「Number」文体の小説。悲運の監督「続 蓮之助」が迷径学園に赴任し、同好会から部活になり、甲子園に向けて活動した10年の記録。その10年を飾った各エースたちを取り上げ、彼らの成長と活躍、そして各々の不運をドラマチックに書き上げている。週刊ベースボールなんか読み慣れている人にはスラスラ読めそう。2014/03/21
すしな
10
098-19.もしドラの著者として有名ですが、AKBのアシスタントプロデューサとしても活躍されていたのですね。作中のピッチングの指導については賛否あるみたいですが、その人その人の素材を伸ばすコーチング的な面で勉強になりました。自分も人に何か相談されたときにとっさに出せる有名人の逸話を用意しておきたいなと思いました。あと、いろんなエースが出てきますので、自分と同じキャラのエースも見つかるはず。自分がダメだって思ってたところが見方を変えると実はいい所だったということも感じられます。2019/07/14
雅子(旧なっつ)
7
職場の先輩からのオススメ本。最初は文体とかに馴染めなくて、ちょっと読むのに苦労した。後半はとにかくチームが勝てるのか?ってことが気になって、文体とかどうでもいいかなって感じでした。 ただ、単純に小説として楽しむ本なのか、人材育成的な啓発本として捉えるべきなのかよくわからなかった。2017/10/13