新Ｇｏｏｄ Ｊｏｂ グッジョブ（４）

著者名：かたおかみさお【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063408393

内容説明

一日の始まりにあなたの笑顔を見ると、なんだか楽しくなる……。【work.16】若い女子をつい「かわいい」と思う私。おっさん臭いのかしら？【work.17】いつも補充されていないコピー用紙。これって悪意があるの？【work.18】恋の状況が仕事に影響。どうやって乗り越える？【work.19】対人関係、対処能力……職業スキルとは違う社会人スキルを身につけるには？【work.20】「女は本能的に男が嫌いな生き物」である！ その真意は？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐりとぐら]

仕事の上での心構えとか、ちょっと根性論もある気がするけど、それでも、やっぱり頑張る女の子たちに勇気を貰った。上ちゃんの影がちょっと薄くなってきた気がするけど、その分周りのいろんな個性の女性社員がかがやいてきたなぁ。

2021/02/12

[nadaha]

今回面白いな、と思ったのは女と男の対立の中で、お互い見下したりバカにしたりして、実は女って男のこと嫌いなんじゃね？っていうの。それって近年結構ある気がするんだよね。あんまり男っていう感じのしない、けれど決断や優しさみたいな女に都合の良い要素を備えた男がモテる、ってサブリミナル的に植えつけられてる気がするんだよね。女の子って女といて女と付き合ってる方が自然なんじゃないかと思うときもあるし。小久保さんみたいな感じの、だいたいダメだけど何かに特化した生き方する人も好きだなぁ。

2013/12/03

[bookish]

一息の入れ方。一息つけば新しい時間が生まれてくる。お礼を言うこと、注意ごとを普段から言える環境といえる仲をつくっておくことは重要。３０代、２０代女性の男性評価に関する回が面白かった。男性は「顔ファン」と助成をすぶにばかにしたがる＞男性のほうが外見にこだわる？ でも恋愛では「男に男らしい人なんていません。男に決断力のある人もいないのです。女が男に決断させるのです」BY二岡さん

2011/05/18

[きよたろ]

いつも女子トークの充実度が高くて楽しいです。言われてみれば気付く、女は男嫌いが多数、男は女好きが多数ということ。作中では「そうできている」と着地したので個人的な考えですが、単に性欲の差では。性欲の高さに比例して攻撃力も上がるので、アピールのつもりでオラオラしてしまったり、女性の厚意を勘違いして図に乗ってしまうのでは笑 男性の作者さんが描くこの世界は、心の動きにリアリティがあるし、女ってこうなんだろ？というレッテル貼りもなく、かといって女を持ち上げ過ぎる感じもない。非常に冷静な観察眼をお持ちで凄いです。

2016/04/29

[bookish]

さまざまな人がいるなか、「注意」はどうやるか。こたえは普段からいいあえる環境と関係作り。それでも残る男女の深い溝

2011/08/20