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内容説明
万人が投資家になる時代に、
幸福はあるか。
1990年代以降進んだ資本主義の徹底化=グローバリゼーションとは、私たちのあらゆる行動を「消費」へ、そして最終的には費用対効果に基づいた「投資」へと変えていく現象である――。グローバリゼーションは、私たちの行動とメンタリティをどう変えてしまったのか。市場と貨幣の綿密な考察から資本主義の原理を解明、そこから新たな展望を構想する一書。
目次
第1章 グローバリゼーションと市場の内包的深化(心の豊かさと物の豊かさ コミュニティの衰退とグローバリゼーション ほか)
第2章 社会主義はなぜ不可能なのか、資本主義はなぜ強いのか(資本主義をいかなるものとしてとらえるか 市場社会主義論と一般均衡理論 ほか)
第3章 貨幣と自律分散型市場(貨幣をとらえなおす 貨幣とは何か ほか)
第4章 市場の内部化と資本主義経済の進化(経済理論はどう評価されるか 三つの経済調整方法 ほか)
第5章 コミュニケーション・メディアとしての貨幣(貨幣の本質 貨幣の未来 ほか)



