内容説明
女でも男と対等の生活をしたいという夢を描いた『とりかへばや物語』。女手だからこそ子を失った悲しみを綴ることのできた紀貫之。おませな少女の会話をリアルに描いた『浮世床』。『古事記』『万葉集』から『枕草子』『平家物語』『徒然草』、さらに江戸文学まで、古典をこよなく愛する田辺聖子が、その魅力を縦横無尽に語る。
目次
ヤマトタケルのラブメッセージ―古事記
天皇も庶民も歌を詠んだ―万葉集
子を失った悲しみはいつまでも―土佐日記
恋のベテラン、和泉式部―王朝女流歌人
彼は今日も来てくれない―蜻蛉日記
日本のシンデレラ―落窪物語
悲しいことはいいの。楽しいことだけ書くわ―枕草子
道長ってなんて豪胆―大鏡
毛虫大好き姫君―堤中納言物語
女はやっぱりしたたか―今昔物語集
平安朝のオスカル―とりかえばや物語



