内容説明
どんな種族にも効く霊薬の材料を探して旅をする少年・リュート。古代遺跡に辿り着いたリュートの前に現れたソフィーという幼女は、遺跡の主である吸血鬼だった! ソフィーの許しを得て亜人種の集う村に滞在することになったリュートだが、そこではお風呂は男女種族関係なくみんな一緒で……。ドキドキ混浴ファンタジーラブコメ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空猫
6
タイトルは何の略称なのかすら決まっておらず、サブタイトルはなくても全く問題のない、ただの扇情サービスカットのこと。『水戸黄門』を『由美かおるの湯煙日記』と表記したような作品だが、タイトル詐欺ではなく、内容はかなりしっかりとしたファンタジー。文体をもう少し小説らしくできれば言うことなし。人間以外の種族も居り、治癒魔法もあり、異種族間で戦争をしている世界で、医師として生きる少年の物語。医療は誰のための、何のための技術なのかがテーマである。イラストと風呂の場面を削り、タイトルを変えた改訂版を出せばいいと思う。2014/12/01
夕飯係り
5
出だしだけ読もうとしたら読み終えていた何を(ry いや~やられました。良い意味で。タイトル・イラスト詐欺もいいところ。普通だったら絶対に手に取らない表紙なのですが…イヤハヤ。粗筋を読んで果たして何人がこの内容を想像できようか?確かに少々のお色気はあるものの、8割方がシリアス&ガチです。主人公を初めとしたキャラ達も良い味出してます。自分に戸惑いつつも、ただ、目の前の命を前に自らを燃やす、ひょっとすると俺TUEE系な主人公かもしれませんが、そこが良い。未解決な件もあるため続編も期待したいところです。良作。2012/10/10
タカユキ
2
こんなタイトルですが、なかなかどうして、熱いファンタジーでしたよ。これはタイトルで損してないか?一迅社は真面目に仕事しろよ。ケータイよりは余程続きが楽しみです。2011/01/25
ハロサイ
2
本題に即したタイトル付けようよ。タイトルはともかく中身は面白かった。俺のケータイなんて以下略がイマイチだったから期待して無かったけど、設定さえよければキャラクターが活きた話を書けるんだね、芯の強い主人公が医師という役によく合ってる。オークやオーガ特有の病気というのもよくできてた。でも風呂はどうでもよかった。[☆☆☆☆-]2011/01/29
しょう
2
医療ファンタジー。生きてるものなら吸血鬼だって治してみせる2011/01/27