内容説明
今どきの若手は、仕事を教え込もうとすると、反発するか、逆に指示されないと動けない受身型社員になってしまいます。一方、教える側(主にリーダークラス)にしても、積極的に育てようという人は、少ないのが現実です。
このような、教えられる側、教える側の双方の問題を一挙に解決できるのが、育成の「見える化」であるというのが本書の主張です。育成を「見える化」すると、教わる側は自分で成長の道筋に気づけるため、自ら仕事に積極的になることが期待できます。教える側も、人を育てることが自分の実績になるなどと「見える化」することで、育成へのモチベーションを上げられるのです。
目次
序章 やりがいある職場づくりに向けて
基礎編1 組織を成功に導くリーダー、成長するメンバーの条件
基礎編2 人材育成で期待できる効果
実践編1 育成の「見える化」と「見える化」コーチング
実践編2 人材育成の効果測定/検証法
実践編3 変革を引き出す「見える化」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ripurou
1
人材育成について、組織やメンタリングやコーチング、評価、キャリアやスキル、見える化について、沢山のことが実践レベルで書かれていてわかりやすい。研修やOJTだけじゃ駄目だよね、やっぱり。そしきくゃチームで育成、しいては仕事のパフォーマンスを上げて、みんなでレベルアップ。。。。できるといいなぁ2011/01/07
kuma-kichi
0
なかなか読ませる。が、ちょっとしつこいか...。2017/09/21
木下 具美
0
人材育成の効果測定を「見える化」というキーワードで説明されていて、とても参考になりました。新人OJT だけでなく広い階層でメンタリングが重要であるという事が良くわかりました。2011/12/16