ハーレクイン<br> カリブの海に抱かれて

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ハーレクイン
カリブの海に抱かれて

  • ISBN:9784596125668

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内容説明

私と両親に血のつながりがないですって? そんなばかな……。クレオはあまりのショックで言葉を失った。セリーナと名乗る見知らぬ女性からいきなり声をかけられ、“私はあなたの叔母よ”と言われたところで信じられるはずもない。翌日、今度はエキゾティックな顔立ちの男性ドミニクが、クレオを訪ねてきた。「僕と一緒にサン・クレメンテ島へ来てくれないか?」危篤状態のクレオの祖父に、ひと目でも会ってほしいというのだ。さらにドミニクが語りだしたクレオの出生の秘密は、彼女の想像をはるかに超えた驚くべきものだった。■多くのファンを持つ人気作家、アン・メイザーの新作をお届けします! ある日突然、自分の出生の秘密を知らされたクレオは、謎の男性ドミニクに誘われるまま、カリブの島へ旅立つのですが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiyuki_1717

2
誰にとっても理不尽な状況で、一番しっかりしていて欲しいヒーローが一番グラグラしていた。ヒロインは自分の出生を図らずも22年も経って初めて知り、渋々ながら祖父を訪ねてきたのに、出会ってすぐのヒーローに発情しすぎでしょう。ヒロインが悪いわけではないけれど、伯母の対応を見たら歓迎されないことは分かってて出向いておいて、私が何をしたの?と腹を立てるのも理不尽…って言ってしまうと話が続かないけどさぁ。終盤に振られたと思ったヒーローが意固地になって拗ねるのが意味わかんなかった。私的にはヒーローとは言い難い人格だった。2016/10/04

MOMO

1
ハーレクイン・ロマンスでは珍しい、白人ではないヒロインのロマンスでした。それにしても、いっくら子供が生めなかったからって、亡くした旦那の私生児が不意に出てきたのを、快く受け入れろって言われても無理ってモンよねぇ・・・だから、リリーかぁちゃんの意固地なまでのあの反応は、わからいではないのよ・・・でも、悪いのはクレオちゃんではなくって、あんたの旦那よねぇ?なのにクレオちゃんに腹を立ててもさぁ・・・と、ちぼっと思っちゃったわ。もっとも、後半はだいぶ関係が改善したけどさ・・・2011/03/21

みろん

1
両親の死後に自分が養女だったと判明した女性と、ヒロインを本当の祖父の元に連れに来た義兄とのロマンス。ヒーローちょっと欲情しっぱなし! まあ楽しかったけど…(笑)。2011/01/25

こえん

1
22年を経て亡両親が養親で実の父親には妻がいたと知らされた幼稚園教諭のヒロインと、ヒロンの実父夫婦の養子のヒーロー。ヒロイン実祖父が先が長くなくヒロインに会いたがり、ヒーローと叔母がヒロインをカリブ海の島へ迎えようと来英したところから始まるお話。父親の不倫の結果産まれたと知ったヒロインの、肩身の狭さが気の毒~。ヒロインに強烈に惚れているのに、肝腎なことを言わない上に微妙に押しが弱いヒーローがなかなか楽しかったけど。ヒロイン亡実父の妻の反応は、アレが普通だよなというカンジ。物分かりが良くない方が説得力ある。2011/01/02

糸車

0
両親が事故で亡くなったあとで知る、ヒロインの出生の秘密。それは義理の兄にあたるヒーローの家族にとっても衝撃の事実で、祖父の願いであっても、彼女の登場で起こる混乱は当然ですね。ヒーローが彼女をかばってくれるのがよかった。でもヒロインとしては、会ったこともない母のようになってしまうのだけは避けたい。どんなにヒーローに惹かれていても。祖父、叔母、父の妻の気持ちの動きも分かるし、どうなるの、と気になって一気に読み終えた。当事者は亡くなっているし特に誰が悪い訳ではないので、読後感はいい。ロマンス小説らしいお話。2013/06/09

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