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内容説明
宣伝なしで、なぜオープン初日から大行列なのか?
ラーメン二郎はスゴい!
現在35店舗の直系店があるが、そのほとんどで大行列ができている。
「ラーメン二郎」はなぜそれほど人気があるのか。本書では26の視点でその秘訣を明らかにし、それを経営学に即して考えている。二郎という人気ラーメン店を通して、経営学のさまざまなトピックに触れることで、経営学、マーケティングの基本的な考え方やフレームワークが学べる。
業界環境分析、セグメンテーションとターゲティング、ポジショニング、コア・バリュー、チャネルとオペレーション、組織設計と組織文化、時代の変化を読み取るフレームワークなどがそんなに小難しいモノではなく、意外に身近なところで日々実践されていることがよくわかる。
二郎に学ぶことで、日本企業は、今までとは違う魅力の出し方、特徴の出し方、差別化の視点を得られるはずだ。
※本書は2010年12月に東洋経済新報社より刊行された『ラーメン二郎にまなぶ経営学』を電子書籍化したものです。
目次
1 ラーメン業界はハンバーガー業界、牛丼業界と何が違うのか?―業界環境を分析する
2 二郎に行列しているのは誰なのか?―セグメンテーションとターゲティング
3 なぜ二郎は二郎という食べ物なのか?―ポジショニング
なぜ二郎はボリュームたっぷりでこってりなのか?―コア・バリュー
5 駅から20分を超える立地でも、なぜ大行列なのか?―チャネルとオペレーション
6 宣伝なしで、なぜオープン初日から大行列なのか?―プロモーション
7 なぜ二郎は急成長しても、山田総師の経営哲学がきちんと受け継がれるのか?―組織設計と組織分化
8 なぜジロリアンは、身も心も二郎に魅了されるのか?―消費者行動の進化
9 時代の変化とともに、二郎はどう変わっていくのだろうか?―時代の変化を読み取るフレームワーク