内容説明
本書は、日本を取り巻く諸国が捏造した「領土問題」を終わらせる意思をもって著された。著者は、中国が世界地図の改変・破棄を始めた1970年代より前の地図を入手。かつての中国や韓国、台湾が「尖閣」「竹島」「日本海」の呼称を認めていた、という「動かぬ証拠」を提示する。歴史を見れば、外国がつねに他国の領土を手に入れようと画策するのは、けっして珍しいことではない。たとえば1945年8月18日、旧ソ連のワシレフスキー元帥がスターリンらに送った書面の内容は、北方領土と北海道をともに占領する計画であった。もしこの計画が完遂されていたら、現在、奪われたままの北方領土に加え、北海道までがロシアの手中に収まっていただろう。それを防いでくれたのは、当時の第五方面軍司令官・樋口季一郎中将をはじめとする先人の力である。命懸けで守られた日本の領土を、われわれが後世につなぐため、知っておかなければならない知識がここにある。
目次
第1章 中国の「恥」地図改竄史に見る「尖閣領有の嘘」
第2章 韓国も「竹島は日本領」と認識していた
第3章 実際にあった「北海道・北方領土占領計画書」
第4章 靖國神社を拝観していた周恩来と世界のVIP
第5章 虚構の「遺棄兵器」問題の大転換
第6章 虚構の「遺棄兵器」問題の終結へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なかもも
11
ずっと積んでいましたが、やっと読了。内容は民主党政権時のものですが、勉強不足の自分には大変学ぶことが多かったです。尖閣諸島、竹島、北方領土、そして遺棄兵器問題。諸外国の主張を一蹴できる史料とともに、いまこそ知っておきたい&再確認したい知識が満載でした。特に遺棄兵器問題についてはまったくの無知だったので、ショックを受けました。中国の嘘を暴く、これだけの一級史料が発掘されたのにも関わらず…なんてことだろう。いち日本人として、改めて歴史認識や、国の安全保障のことを考えたいと思う内容でした。2014/03/27
たー
11
「領土問題」の真実というタイトルだが、ページの多くは遺棄化学兵器の問題に費やされている。いずれにしても日本政府や外務省はしっかり主張すべきところは主張して日本を守ってほしい2011/02/06
北本 亜嵐
10
「日本は平和な国」と思われているが、実際には決してそうではない。北方領土や尖閣諸島に竹島は常に近隣諸国との問題になっている。きちんとした知識を持つことによって日本を守ることが出来るのではないだろうか。今までの自分のお気楽さを反省させられました。「遺棄兵器問題」今後、詳しく勉強していきたい。2014/09/27
いちろう
10
停戦状態だったことすら 忘れてた~ 大海をさまよう船の羅針盤の役割の書 尖閣五島 沖ノ鳥島 竹島 も 外国の 干渉に晒されている歴史的知識を共有できれば 日本国を守れるのです!2012/07/16
ゆうぼう
5
この手の本は旬を過ぎるとおいしさがなくなるのだろう。 まあ、再確認はできた。遺棄兵器問題は今後も注視していこう。2012/10/12
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