内容説明
麗虎国の二人の王子、藍晶と曹鉄の対立は、避けられないものとなった。辛い気持ちで見守る天青と鶏冠だが、王位争いの混乱の中、大国・淘の大使が視察に来ることに。しかも曹鉄が大使を迎える役を担うことになり!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
62
シリーズ続けて。いや、王様、あんたダメすぎだろう。昔の恋に想いをはせる前に考えろよ!まぁ、とにかく最後は収まって良かった。のか?天青、曹鉄、鶏冠の信頼は揺らがなかった。しかし苑遊の魔の手はまだまだ伸びてる!最後に爆弾が!芯宇こと大使と天青の触れ合いが微笑ましい。さてさて、外伝とばして本筋追いかけます。2019/01/05
ゆきちん
32
シリーズ⑧ふひー。やっと決着した世継ぎ問題。曹鉄が正気に戻ったと思ったら監禁の薬付ーけーのなりふり構わぬ皇太后派。あんまりスゴイからどうなるかと思ったら、とどめは慧眼眼だった。しかも捨てゼリフ付き。しかしラストの引きが。悪役の悪っぷりが半端ない。もうやめてあげて。いや、読むけど。次「書に吹くは白緑の風」へ2018/08/03
み
22
ようやく王子の件が落ち着きました、やれやれ。なれど、最後のおヒトは!まだまだ波乱がありそうだわ。2019/12/01
藤月はな(灯れ松明の火)
22
桜蘭の男前ぶりは確かに同性でも惚れそうになります。王に喝を入れた慧眼児、天青も成長して鶏冠同様、子供の成長の速さに驚くお母さんのような気分です。乱麻、気をしっかり持て(笑)そして視察国の人もいい人でしたね。水戸黄門みたい^^苑遊が「尊敬できなくなったのが残念だ」と言った鶏冠に苛立ちを見せるのは人として醜い部分もある自分も見てほしかったのかなと思わずにいられません。まさかの切り札に絶句。2012/08/01
じぇりい
20
次から次に襲いかかる苦難の展開、宮廷物はこうでなくっちゃね〜2015/08/08