角川ビーンズ文庫<br> 宮廷神官物語 選ばれし瞳の少年

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角川ビーンズ文庫
宮廷神官物語 選ばれし瞳の少年

  • 著者名:榎田ユウリ
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044491048
  • NDC分類:913.6

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内容説明

古き良き伝統の国・麗虎国。美貌の宮廷神官・鶏冠は、王命を受け、次の大神官を決めるために必要な「奇跡の少年」を探している。奇跡の少年は、人の悪しき心を見抜く目を持つらしい。しかし候補として出会ったのは、可愛らしいけどやんちゃ坊主の天青! 「この子にそんな力が…?」と疑いつつ、天青と、彼を守る凄腕の青年・曹鉄と共に、王都へ旅をすることになり!? 榎田ユウリ渾身の、珠玉のアジアン・ファンタジー堂々登場!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

84
神官の鶏冠は額に第三の眼を持つ慧眼児を探しに。肥柄杓を当てられ冷静沈着な鶏冠が「く、臭い」って笑。天青の味方曹鉄と共に宮中に向かうも命を狙われたり、溺れかけた白子虎を救ったり、旅芸人の一座に紛れたり。頭の娘黄楊や知識豊富で美しいが口の悪い彩蝶らと旅するも悲しい出来事に遭遇。偉い王様に疑問を抱く天青。彩蝶の正体に驚き、大神官後継者争いの醜さに辟易し、真の慧眼児の凄さを知る。高い位を誇示することない鶏冠の肉好きは笑える。物語に中だるみなく面白い。本物の慧眼児となった天青、今後どんな生活を送るのか楽しみである。2018/06/24

papako

58
2019年読書始めは大人買いしたこちらのシリーズ。皆さんのレビューで気になっていて、全作あるこちらのレーベルで。うん!楽しい。出てくるキャラも素敵。テンポもよく、盛り上がり充分。見せ場も多く、動物キャラもいる。とっても贅沢ですね。鶏冠と天青のラストのやりとりに、何故かウルっとしましたよ。イケメンキャラばかりなので、ほのかなBL風味も楽しめるのかしら?今のところは皆無だけど。さてさて、全巻揃っているので安心して読み進めますよ!2019/01/02

ゆきちん

38
シリーズ①大神官を決めるため、王命により第三の眼を持つ伝説の慧眼児を探しに出た美貌の神官、鶏冠。山奥のド田舎で見つけた山ザルのような少年天青と幼馴染で腕が立つ曹鉄を連れて、いろいろありながらも王宮へ。いざ大神官決定の儀式のとき天青は…韓流風味ファンタジー。表紙が子供っぽいので敬遠する人もいるかもしれないけど、中身は全然大丈夫。どこも弛むことなく一気に読ませてくれる。キャラも会話も楽しい。ふぅん。これからどうなるのかね。王子がキーだよね。そのうち即位とかするかな。楽しみ楽しみ。「少年は学舎を翔ける」へ2018/07/30

19
面白かったぁ♪新版は予約待ち状態ですが、こちらのシリーズはガラガラでした(^o^)papakoさんの作戦を真似っこです。読みながら時をかける眼鏡のキャラに置き換えてました…、面白いのにナゼ?2019/11/15

藤月はな(灯れ松明の火)

17
漫画から先に読んだのですが原作がやっと読めました。漫画では描かれなかった登場人物の過去や心情が丁寧に描写されていてくすりと笑ったり、切なくなったりし、久しぶりに図書館から借りて一気読みしました。どこかとぼけた鶏冠の言動には色々、ツッコミしまくりました(笑)が天青は自分のことを大切に思ってくれる人がいてくれてよかったね。曹鉄が修羅の心に囚われなかったのは天青が信じてくれたからだというエピソードにもじ~んとしました。2011/03/05

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