角川文庫<br> 青雲の大和 下

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角川文庫
青雲の大和 下

  • 著者名:八木荘司
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2014/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043828128

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内容説明

かつて聖徳太子の夢を背負い遣隋使留学生として大陸に渡った高向玄理。いま大和朝廷の最高顧問として大化改新政権を指導し、生涯最後の任務として唐皇帝との会見を決意する。東アジアに高まる緊張は回避できるか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

26
○大化の改新に並行した唐や三韓という外交を主体としています。臨場感をもって当時の東国よりも半島を重視していた状態が伝わりました。前作と続編があると知りましたので入手して読もうと思いました。2024/04/02

future4227

14
国博士となった高向玄理の活躍が光る一冊。国内では改新の詔の草案作りから始まり、朝鮮では新羅の内乱鎮圧、唐へは使節団代表としての渡航とまさに八面六臂の大活躍。30年に及ぶ遣隋使経験がここで一気に開花する。前作『遥かなる大和』で刎頚の友となった徐世勣との再会、そして2人の変わらぬ友情も胸に迫るものがある。また、のちの則天武后も登場し、唐朝内部の権力闘争が激しさを増していくに伴い、中国史としての面白さも加速する。大和3部作の最終巻『大和燃ゆ』へ。2016/01/06

TheWho

12
下巻に入り物語は、大化の改新後の大和の外交上の安全保障の核となる三韓の状況と唐との関わり合いに展開していき、物語の主人公は、前巻「遥かなる大和」の主要人物である高向玄理と日文の目線で語られる。下巻では白村江が主題と思っていたが、その前の大和と三韓、唐との軋轢を如何に懐柔し、日本の安全保障を模索していた苦悩を近現代の東アジアを彷彿される物語となっている。温故知新、いや現代日本の稚拙な外交を揶揄しているとも思われる壮大な物語です。2015/03/15

uganin

0
蘇我の専横を砕き、新たな国造りに取り組む中大兄皇子と鎌足。一方、半島では三韓の争いから再び唐の脅威が現実化しようとしていた。 前作でも登場した高向玄理は、東アジアの安寧のため新羅、そして唐へと命がけの使者として渡ります。 下巻の主役は完全にこの玄理で前作との絡みもあり、想像以上の盛り上がりをみせてくれました。 次作への期待が高まります。2015/08/09

ひろ

0
日本の古代史も中国に劣らず面白い。

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