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内容説明
百人に一人がかかる身近な疾患であるにもかかわらず、多くの人にとって縁遠く不可解な統合失調症―そのメカニズムが現在かなりのところまで解明され、治療法は大きく様変わりしつつある。
時間はかかるが統合失調症は克服できる病になろうとしているのだ。
本書ではこの疾患の背景やメカニズム、治療技術ゆ回復過程について、最先端の知識をわかりやすく伝える。
そして、この病を理解して克服するためには、正しい知識とともに人間として共感する姿勢が大切だと説く。
目次
第1章 統合失調症とは、どんな病気か
第2章 闇に閉ざされた歴史から希望の光へ
第3章 統合失調症の症状と診断
第4章 統合失調症と認知機能障害
第5章 統合失調症の神経メカニズムと原因
第6章 統合失調症と社会
第7章 統合失調症の治療と回復