幻冬舎文庫<br> 収穫祭(下)

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

幻冬舎文庫
収穫祭(下)

  • 著者名:西澤保彦【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344415560

ファイル: /

内容説明

事件後、村や母の記憶を失ったブキは、東京の大学院を中退して帰郷し高校で英語を教えていた。そこで起こった同僚の殺害。凶器は鎌。同一犯による連続殺人の再開か、模倣犯か? 母のポルノ写真から、ブキが記憶を取り戻し欲望を暴走させた時、カンチ、マユちゃんと運命が再び交錯、事件から二十五年後、全貌を現す! 殺人絵巻の暗黒の果て――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

53
西澤保彦強化月間。一気に読んだ!いやー、どこにいくのか気になって気になって。女のしたたかさ、悪意、それに絡め取られた男の情けなさ。存分に味わえました。繭子の執念と復讐にはやられましたねー。伊吹母の悪意が実らず、収穫されずにすんでよかった。エロでグロですが、思った以上に楽しめました。さて、残りが少なくなってきた西澤作品。がんばろう!2015/10/27

51
真相を知りたいという気持ちすらも揺らぐほど、下巻を読むかどうか悩んだが、頑張って読んだ。上巻より更にパワーアップしている、性描写。著者の性癖や願望を見せつけられているようで引きまくりだった。変態すぎるー。あぁ、あなたが犯人だったのね。もはや無理がある、動機。2017/03/08

りょうこ

48
みんな狂ってるなぁo(TωT)o一気に読んでしまったけど、なんとなくスッキリはしない。何でスッキリしないかって..みんな狂ってるから(笑)あそこまで狂ってたら結末なんでもありになっちゃうよね。2012/09/27

すたこ

41
★★★殺人シーンよりも性的描写が気持ち悪くてうんざりしつつ、真相が気になって読破。長かったー。女の執念、狡さ、悪意に、そこに引きずり込まれる情けない男たち。登場人物が異常過ぎて、謎解きどころじゃない!ラストでタイトルの意味が分かって、なるほどと。どっと疲れた。2015/11/13

GaGa

39
感想を書くのが難しい作品にぶつかってしまった。まず、帯には超リアルなミステリとあるが、これはない。むしろハリウッド映画的な嘘臭さを楽しむべき。しかしホラーでもなくホラーと思って読むと肩透かしを食う。「収穫祭」の意味が本当に最後のほうに出てくるが、これはまあ許せるか。ただ上巻の後半からどうにも変態ばかりが登場するので、それが受け付けない方には絶対にお薦めはできません。2010/11/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/659652
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす