内容説明
名字の世界は広く深い。庶民が名字を持つようになったのは明治初期だと広く認識されているが、実際はもっと古い時代から人は名字を与えられていたとされる。本書では古今東西の名字、約1900種類を網羅した。名字の歴史に触れることは、自分の歴史、そして日本の歴史に触れることにつながる。あなたのルーツはどこにあるのか。商家か武家か、もしかしたら源平の血を引いているかもしれない。そんな名字の世界、そっと扉を開けてみよう。
目次
第1章 名字って何だろう?(庶民が名字を持たない時代はなかった;名字は地名や職業に由来する;名字の大祖父・源平藤橘)
第2章 名字を生んだ名字100選(足利;今川;大江 ほか)
第3章 都道府県別名字の分布(北海道;青森県;岩手県 ほか)
第4章 全国名字小事典