内容説明
アメリカ娘のフィービーは旅先で北欧の島国アマルネスの皇太子、アンデルスと恋に落ちて結婚した。しかし彼は甘やかされて育った利己的な男性にすぎず、わずか一カ月で結婚は破局を迎えたのだった。六年後の今、フィービーは宝石デザイナーとして自立し、息子クリスチャンとともにニューヨークで平穏に暮らしている。ところが、ある日、アンデルスが交通事故で亡くなったことで、フィービーの人生は一変する。アンデルスの従兄レオが不意にフィービーの前に現れ、息子とともにアマルネスに来るよう強要してきたのだ。■今年1月に日本デビューを飾った作家ケイト・ヒューイット。人気急上昇中の彼女がお届けする今回の作品は、北欧の美しい島国を舞台にした読み応え満点のロイヤル・ロマンスです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
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ヒロインってば、若気のいたりとはいえ、ちょっと軽率だったんじゃないかなぁ・・・・。しかも、法律上はそのままでほったらかしとは・・・。あまりにも野心が強く嫉妬深い国王の犠牲になっていたヒーローですが、、やっと報われて良かったねぇ・・・。2013/05/19
MOMO
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悪役のニコラスじいちゃんが、ほんとーーに、やな奴なので、そのおかげで訴訟と契約社会のアメリカで、自分で商売をしている割には、あきれるほど世間知らずなフィービーちゃんにイラつくこともなく、あれほどの目にあいながらも王に正面きって逆らおうとしないレオ君に幻滅する暇もなく読み終わりましたわ・・・。だって、荒れた次期があったとはいえ、基本、レオ君っていい奴だしな・・・2011/05/22
Mari
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★★☆2011/03/19
みろん
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衝動的な結婚と離婚を経て今は未亡人となったプリンセスと、ヒロイン亡夫の従兄とのロマンス。ありがちと言えばありがちだけど、やけにドラマチック。2010/11/29