内容説明
白亜紀後期。全身を羽毛でおおわれたヴェロキラプトル。あしの大きなかぎづめは、何につかわれたのだろうか。子育てはどのようにおこなわれていたのだろうか。最新の学説にもとづき、モンゴルにいた恐竜のくらしをえがく本格的な科学絵本。
著者等紹介
平山廉[ヒラヤマレン]
1956年東京に生まれる。京都大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻。後期博士課程中退。現職は、早稲田大学国際教養学部教授。理学博士。専門は、恐竜やカメなど化石爬虫類の研究であり、とりわけ系統進化や大陸移動との関連に強い関心を持っている
小田隆[オダタカシ]
1969年三重県に生まれる。東京芸術大学大学院美術研究科壁画研究室修了。油画、壁画を専攻。現代美術の世界を中心に活動。1995年から2000年まで各地で個展を開催。1996年に恐竜化石の組み立て、レプリカ制作に携わったことから、恐竜の復元画を描きはじめる。幅広い古生物学者たちとの交流の中、研究者とのディスカッションを通して復元画を制作することを大切にし、科学的資料に裏づけられた、しかも、オリジナリティーにあふれた作品を描きつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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