二見時代小説文庫<br> 仁王の涙 - 大江戸三男事件帖2

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二見時代小説文庫
仁王の涙 - 大江戸三男事件帖2

  • 著者名:幡大介
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 二見書房(2011/11発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576101385

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内容説明

ひょんなことから「ご老中様のお抱え力士」となった心やさしき巨漢の三太郎が入った相撲界では、戦国の世からの遺恨を引きずる出羽の大名家と陸奥の大名家がともに大関を抱えてライバルの火花を散らしていた。そんな折、一方の大名家のはねかえり分子が相手の大関を狙うという前代未聞の計略が発覚して……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こおり

10
大江戸三男(2) 三太郎が老中お抱え力士になった。思わぬ大出世に喜び期待する周りの人達だけれど、当人は大嫌いな勝負の世界に馴染めずメソメソするばかり。あんまりにもメソメソが長すぎて若干うんざりしたものの、最後は気持ちの良い終わり方になっていたので良しとしますか。今回も益岡のとっつあんがぶっちぎりで面白かった。そして、とぼけているのにメチャメチャ強い欣吾さんがステキ。欣吾さんと雪江が益岡家に入る日が楽しみだ2015/03/05

ikyo_01

10
益岡様と大原様の子供っぽい言い合いが楽しいのがこのシリーズ。今回はどちらかといえば いよいよ相撲力士として土俵に立つ事になった、気は優しすぎて力持ちの三太郎を中心のお話に ちょっと大人びてきた欣吾と相変わらずの伝次郎、やっぱり三人そろわなくてはね。2010/12/03

klu

8
相撲の薀蓄は勉強になりました2019/07/13

じゅり子

7
大江戸三男の二作目。三人の幼なじみ義兄弟の末っ子三太郎が老中のお抱え力士に。気は優しくて力持ち、あんまり優し過ぎて気が弱過ぎて、負けた相手のことまで気を回す末っ子になんだか涙が。三太郎ほんとに優しい子なんですよ。でも最後は瀬兵衛の言葉に動かされて土俵に向かう姿、よかったなぁ。鼻つまみ与力の増岡様もあいかわらず飛ばすし(笑)。高橋欣吾様がカッコ良過ぎだ〜!次も楽しみです。2015/07/10

なつき

5
ご老中のお抱え力士となった三太郎、気の弱さは相変わらずで先輩力士の扱きに泣く毎日だが…。自分が倒せば相手が悲しむという三太郎に諭す先輩力士の言葉が良い。2015/01/18

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